昨日は私の人生で初めてのタルトタタンを焼いた日です。
何故急にタルトタタン?って思うでしょ?
偶然に観たTVでタルトタタンについて、その発祥から作り方までをやっていたんです。
NHK Eテレの『グレーテルの竈』という番組でした。
その番組の最後に私が一言。「今度はタルトタタンに挑戦してみようかな」と。
それから1週間ほどして長野の実家近くにある果樹園から紅玉が届きました。
パパが注文したんです。タルトタタンになるリンゴを20個。
レシピも作り方も『グレーテルの竈』を参考に作る事にして、リンゴを10個セッセと剥いて芯を取りました。18センチのケーキ型にリンゴが10個も!恐るべしタルトタタン。
まずは失敗の確率を下げるために鍋を2つ使ってリンゴを煮るとあったので、径が20㎝ほどのお鍋2つを使って煮ました。
本当なら15分ほどでほんのり茶色くなってくるはずですが、全く変化なし。
原因は火加減が弱すぎた事と焦がすのが心配なあまり蓋をしていたことでしょう。
これが失敗へのファーストステップ。
15分ほど煮たら上下を返すとなっていたのでひっくり返す事にしましたが、リンゴが柔らかくて困難を極めました。
原因は煮る時間が長すぎたため。これは失敗へのセカンドステップ。ホップ・ステップの『ステップ』ですね。
オーブンに入れるために用意していた型は18センチのパイレックスですが、ヤワヤワになってしまったリンゴを2鍋分移し替えるなんて絶対に無理!と判断し、煮込んでいた鍋の一つを利用する事にしました。1鍋分ならなんとか移動可能でしょうし、崩れてしまったリンゴは目立たない場所に詰めちゃえ!という作戦です。
20㎝のティファールに無事移し終えましたがタルトタタンを名乗るにはキラキラと飴色に輝いていなくちゃダメでしょう?だから1つの鍋に詰め込まれたリンゴ達を更に煮ていきました。
耳や鼻に神経を集中させ、水分は残っているか?焦げていないか?と気を使いましたぁ。
菜箸を突きさし、先端に付いたリンゴが茶色っぽくなっていたので「今だ!」とばかりにオーブンへ。底になるパイ皮を焼きます。
焼き上がり、一刻も早く出来栄えを確認したかったのですが、一晩冷蔵庫で冷やさないと型から外せません。冷やし固めないと崩れちゃうからです。
そして今朝、ようやく型から外せます。
目覚めるなり一目散に冷蔵庫へ。お皿を蓋のようにして上下をクルッと返しましたが落ちてきません。楽しみにしているパパにも、その姿を見せたいと思ったのにパパが出社する時間には間に合わず。でもパパが出かけて程なくしてストンという音がしました。
ホップ・ステップときて、ついに仕上げの…
ジャ~ンプ!です(泣)
なんて見事なお焦げでしょう。
鍋底部分はお焦げ。そして淡い色へと不必要なグラデーション(号泣)
お味は…立派なお焦げ部分も苦みを感じるほどではなく、18センチ大のはずのレシピで作った事が幸いしたのか甘さ控えめで酸味のあるタタンでした。
でもぉ、これは失敗だわ。ショック~。
何故急にタルトタタン?って思うでしょ?
偶然に観たTVでタルトタタンについて、その発祥から作り方までをやっていたんです。
NHK Eテレの『グレーテルの竈』という番組でした。
その番組の最後に私が一言。「今度はタルトタタンに挑戦してみようかな」と。
それから1週間ほどして長野の実家近くにある果樹園から紅玉が届きました。
パパが注文したんです。タルトタタンになるリンゴを20個。
レシピも作り方も『グレーテルの竈』を参考に作る事にして、リンゴを10個セッセと剥いて芯を取りました。18センチのケーキ型にリンゴが10個も!恐るべしタルトタタン。
まずは失敗の確率を下げるために鍋を2つ使ってリンゴを煮るとあったので、径が20㎝ほどのお鍋2つを使って煮ました。
本当なら15分ほどでほんのり茶色くなってくるはずですが、全く変化なし。
原因は火加減が弱すぎた事と焦がすのが心配なあまり蓋をしていたことでしょう。
これが失敗へのファーストステップ。
15分ほど煮たら上下を返すとなっていたのでひっくり返す事にしましたが、リンゴが柔らかくて困難を極めました。
原因は煮る時間が長すぎたため。これは失敗へのセカンドステップ。ホップ・ステップの『ステップ』ですね。
オーブンに入れるために用意していた型は18センチのパイレックスですが、ヤワヤワになってしまったリンゴを2鍋分移し替えるなんて絶対に無理!と判断し、煮込んでいた鍋の一つを利用する事にしました。1鍋分ならなんとか移動可能でしょうし、崩れてしまったリンゴは目立たない場所に詰めちゃえ!という作戦です。
20㎝のティファールに無事移し終えましたがタルトタタンを名乗るにはキラキラと飴色に輝いていなくちゃダメでしょう?だから1つの鍋に詰め込まれたリンゴ達を更に煮ていきました。
耳や鼻に神経を集中させ、水分は残っているか?焦げていないか?と気を使いましたぁ。
菜箸を突きさし、先端に付いたリンゴが茶色っぽくなっていたので「今だ!」とばかりにオーブンへ。底になるパイ皮を焼きます。
焼き上がり、一刻も早く出来栄えを確認したかったのですが、一晩冷蔵庫で冷やさないと型から外せません。冷やし固めないと崩れちゃうからです。
そして今朝、ようやく型から外せます。
目覚めるなり一目散に冷蔵庫へ。お皿を蓋のようにして上下をクルッと返しましたが落ちてきません。楽しみにしているパパにも、その姿を見せたいと思ったのにパパが出社する時間には間に合わず。でもパパが出かけて程なくしてストンという音がしました。
ホップ・ステップときて、ついに仕上げの…
ジャ~ンプ!です(泣)
なんて見事なお焦げでしょう。
鍋底部分はお焦げ。そして淡い色へと不必要なグラデーション(号泣)
お味は…立派なお焦げ部分も苦みを感じるほどではなく、18センチ大のはずのレシピで作った事が幸いしたのか甘さ控えめで酸味のあるタタンでした。
でもぉ、これは失敗だわ。ショック~。
リンゴのケーキは嫌いだけど(笑)思わず美味しそう~って思った!!
直ぐに作ってみようと思うなんて、実行するなんて偉いよ。
あめ色ではないけど、グラデーションも綺麗じゃない?
焼きリンゴとかダメなんだ。
私はアップルパイ大好き。ほんのり暖かいアップルパイにアイスクリームを添えて食べるのメチャクチャ美味しいよぉ。
ただ、やっぱりバランスな気がする。
リンゴの量とパイ生地の量の。
このタルトタタンを食べてみて思ったのは、あの番組でフランスのお婆さん達が作っていたタルトタタンの方が絶対に美味しいだろうって事よ。
次に挑戦する時はあっちのタタンを作りたいわ。
すぐにリンゴを注文するパパに作ってみちゃう私。
どちらも相当に『食い意地』が張ってるって事よ。
これで失敗なの?
そうは見えないけどな~。
自分に厳しすぎない?
でも、だからこそ向上していくのかな~。
薄い色の部分も全部飴色になってくれなくっちゃイヤですぅ。(甘えてどうするのよ)
特に、パパのお友達の奥様が綺麗なタタンをFBにアップした直後なんですよぉ。
パパに「がんばりなよ」ってプレッシャーかけられて、この有様なんですよぉ。
勝ち負けじゃないけれど、昔から体育会系な私は心の中では小声で「くっそ~」とか「くやしー」とか言ってるんです。
小さな人間なんです、私。
本当?言ってた?
私って負けず嫌いなんだねぇ。
時々持て余します。こんな性格(泣)