満腹になって向かったのは、「ヘイリ芸術村」
古家さんのイチオシです。
建物も標識も、村中すべてがアートしていました。
これは、駐車場の案内、個性あふれるここだけのオリジナルでした。
アーチストが集まって、生活しながらギャラリーやカフェやレストランを開いています。
建物も個性あふれるデザインで、ロケや取材でよく芸能人が来ると聞いていましたが、早速発見。
ちょうどカフェの2階で、若手のモデルさんでしたが寒空の中、薄着でがんばってました。
たずねてみたところ、雑誌の撮影と言うことでした。
お仕事中だったので、名前とか雑誌名聞かなかったので、ちょっと後悔してます。
レトロなボンネットバスや、変わったデザインのギャラリーが並びます。
着膨れた母と私ですが・・・、薄着のモデルさんがどれほど大変かという参考に、私たちの出で立ちを見ていただくのが一番かと・・・、
ほんとに着膨れてますね、あっ、着膨れではなくて、単にふくれてる・・・んですね。あ~あ。
気を取り直して、すぐ隣は、「英語村」。
話には聞いたことがありましたが、留学大好きの韓国人。
でも、実際に海外に子供を留学させるのは経済的にも大変ですよね。
そこで、国内に「英語だけで生活する空間」を作ってしまったそうです。
国内といっても、実際ここで生活するのは費用もかかるので、誰でも参加できるというわけではなさそうです。
チャンスがあれば、たずねてみたいところですね。
その後、すぐ近くが統一展望台ということで、展望台には上がりませんでしたが、駐車場のところから、川向こうの様子を見ることができました。
ここは、写真が禁止なので、参加者はみんなしっかり目に焼き付けたと思います。
そして、朝、大阪にいたとは思えないほど充実した一日を過ごして、ホテルにチェックイン。
その後、夕食に向かいました。
「土城(トソン)」
ガイドブックでも紹介されていますが、古家さんのおすすめのお店です。
以前、トークショーでも話をされていましたよね。
サムギョプサル(豚の三枚肉)のお店ですが、ここは個性的です。
普通、生の豚バラ肉を厚めにスライスしたものを焼いて、ごま油と塩や味噌をつけて、生野菜で巻いて食べますよね。
ここは、ひと味もふた味も違います。
なんと、最初から肉がスモークされて出てきます。
ちょうど、香ばしいベーコンのような香りです。
スモークしているから、油もスッキリ油も落ちてサッパリした味です。
このままでも食べれますが、これをもう一度網焼きします。
そして、生野菜ではなく、写真の奥に写っている「白い白菜キムチ」に巻いて食べます。
またこれが、さっぱりとおいしいんです!!
白キムチで巻いて食べるのは、このお店が元祖のようです。
網の上のお肉の中で、白く見えているのは、骨でした。
最近は、韓国でも【食品偽装】が問題になっているようで、特に人気のサムギョプサル(三枚肉)、あばら骨の部分の肉ですが、
他の部分を偽っている話をテレビ番組で取り上げていました。
これは、間違いなくサムギョプサルですよね。
追加でこれもお店の名物だという「家鴨(アヒル)」のお肉も頂きました。
注文する前は、ちょっと心配だったのですが・・・、
特にクセやにおいもなく、同じように、スモークされていて、おいしかったです。
シメはやっぱりこれでしょう!!
と、冷麺まで注文してみました。
美味しさの前では「ダイエットも一時休戦」ですね。
食事の後、カジノに向かいました。
説明を聞いて、それぞれ目的のテーブルに・・・。
私は、スロットであっという間にお小遣いがなくなりましたが、一緒に行った母は少ない元手で小遣い稼ぎ。
喜んでました。
ルーレットで、元手を十倍くらいにされた方もいたようで、ここでも楽しく過ごすことができました。
長い一日目は、これで終了。
ここからは、個人行動でのお話です。
実は、ツアーの人数が集まらないのではと、母を誘いました。
伯母にも声をかけたら、お嫁さんを誘って参加してくれました。
韓国は初めての母のために、東大門市場に向かいました。
夜でもにぎわう街や、人の多さににビックリ。
帰りに大型スーパーに寄って、お土産にお菓子を買ったり、母と一緒だったので食品売り場でいろいろ買い込みました。
24時間だと思っていたら、実は12時までだったので最後のお客になってしまったけど、いつ行ってもスーパーマーケットは楽しいですね。
と、さらっと書きましたが、けっこういろいろありました(笑)
東大門市場からタクシーで移動しましたが、金曜日の夜は、タクシーのつかまらない時間帯なんです。
やはり、しばらくウロウロしましたが、ライバルも多くてなかなか捕まりませんでした。
で、やっと止まったタクシーはメーターが動いていませんでした。
でも、これを逃すと、次が見つかる保証は無かったので、がんばってアジョシと交渉しましたが、結局、通常の倍の料金を吹っかけられてしまいました。
といっても、ある程度は仕方が無いようで、タクシーが止まらない時は最初から、指を2本、3本だして、ダブル・トリプル料金で交渉することもあると、
現地のチングは話してました。
(年末、一緒に旅行した友達は、これで大変な目に遭いました。相乗りまで経験したんですよ!!)
で、この運転手さん、怖いアジョシかと思って乗りましたが、いったん金額をOKすると、いろいろ話が弾んで、ホテルに行くのを変更してスーパーに行きたいというと、
あちこち回ってくれて、ホテルに近いマートを探してくれました。
がんばって韓国語で会話していたら、話はどんどん弾んで、
「なんで、日本人は女性ばかりで旅行するのか?」とか、
「最近の景気はどうだ?」とか、
「日本のタクシーの料金はいくらくらいか?」と、最初は世間話だったのが、
「橋のイルミネーションの夜景がきれい」という話から、日本が統治時代に作った橋やトンネルの話まで発展しました。
スーパーの前ではUターンまでして入口前で停車してくれて、
「ホテルの方向はあっちだから、帰りは道の向こう側でタクシーを探すように、もし、見つからなかったら、電話しておいで」と、名刺まで渡されました。
一緒にいた伯母は、大声で話すアジョシがケンカ腰なのではないかと、心配していたようでした。
ケンカどころか、途中からはご機嫌で、楽しく会話していたのですが、そうは聞こえなかったようです。
「吹っかけておいて、電話しておいでとは・・・」と、驚いてましたが、最近、旅行するとタクシーの運転手さんとああだこうだと話をするのが楽しみな私は、
こういうのもありかなぁと、納得でした。