今日も箱根湿生花園の花たちをご紹介します。
タニウツギ(谷空木)
別名:ベニウツギ
ハコネウツギに比べ、紅色が入っていて鮮やかな印象です。
北海道~本州の主に日本海側に生える落葉低木ですが、
箱根には無いとのこと。。
でも、園内ではあちらこちらで見ることができました。
3枚目の白色のは、樹木図鑑で調べたところ「シロバナタニウツギ」ではないかと思います。
チョウジソウ(丁字草)
湿った草地に生える多年草です。
華やかな花ではありませんが青紫色の花の群落は見事でした。
鎌倉の東慶寺や光則寺でも見ることができますが、
花の時期は箱根より早めです。
園内のいろいろなところで見られた白い花、
サクラでもないし何だろう、、、と思っていたら、「ズミ」の説明板がありました。
その説明板を撮り忘れてきたので図鑑で調べました。
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ズミ(酸実) バラ科リンゴ属
別名:コリンゴ、コナシ、ミツバカイドウ
日当たりの良い山地に生え、高さ約10メートルになる
花弁は5個で白色または淡紅色
果実は直径6~10ミリの球形で赤く熟す
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仙石原湿原植生復元区の周りでも、白い花を付けた数本を遠目に見えました。
ヤマブキソウ(山吹草)
開花時期は少し過ぎていたのか、きれいな花は数輪しか見つけられませんでした。
ケシ科クサノオウ属の多年草です。
鎌倉の山際の草地で良く見ることができる「クサノオウ」と同じ仲間とはちょっと意外でした。
ミツバツチグリ
ヒメヘビイチゴ(姫蛇苺)
サワオグルマ(沢小車) キク科
箱根には自生していないそうです。
ノハナショウブ
6月下旬には仙石原湿原を代表するこの花が見頃になるそうです。
ハクサンタイゲキ
奇妙で面白いトウダイグサ科の多年草です。
箱根には無いそうです。
( 撮影日:2017年5月21日 )