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とにかく格差拡大、下流社会といわれる中、新聞の論調も好意的で、ブログでも労働組合の役割を期待する記事も多い。(YAMAGUCHIさん http://blog.goo.ne.jp/menthol7171/e/03db77d1a874ceeccf727142d24bc5ee、ヒロさんhttp://blog.goo.ne.jp/arco_iris_723/e/c18310c2c4aa14c8661808a259e2b412)
もちろん自分も、労組の仲間、とくに労働条件が劣悪なパート労働者が組織化されるのは、うれしいことなんだけど、手放しで喜べない部分もあります。
それは、果たしてイオン労組がパート労働者の期待に応えることができるかということです。イオン労組のHP(http://www.aeonroso.com/)をみると、活動の中心が生きがい対策、働きがい対策になっていて、賃金・労働条件の改善という言葉が出てこないのです。
もちろんかつてもこのブログで書きましたが、他の組合の活動はどんなものであれ尊重すべきだし、「奴らのは労働運動じゃないさー、自分たちこそが本物の労働運動だ!」とかいう人も若干周囲にいるんだけど、そういう態度は排さねばならないと思っています。
ただ、現実に、パート労働者が労組を必要とする理由は、賃金・労働条件の格差の縮小しかないと思うんですよ。仮に正社員だけの組合だったときには組合活動=生きがい働きがい対策で組合員の満足がえられていたとしても、今後はそうは行かない。今までの体質でそういう変化に対応できるのかというのがまず疑問です。(本当にパート労働者の声を代弁するために、ベストなのは、パート労働者だけの労働組合を作ることなんだろうけど、現在の組織、財政面からしても難しいから、今回のイオン労組のような手法がとられている。)
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まぁ、組合が民主的な組織であれば、8割がパート労働者の組織であれば、会議や大会でパート労働者の意見を集約して、運動方針自体も自然とパート労働者の賃金労働条件の格差改善の運動へと、方向転換していくと思う。ただ、労組は民主的運営が原則といっても、実態は大会や会議が機能せず、上意下達の組織も多いし、「この組合に入らないと、次の契約更新はないよ」「組合の方針に文句があるんだったら組合といっしょに会社も辞めてもいいよ」という脅しをかけられるという本末転倒な事例もあると聞きます。まずは実際に組合に加入したパート労働者の生の声を聞きたい。
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地域の仲間として、パートの労組の発展を見守りつつ、自分の職場でも非正規労働者の組織化に力を入れて生きたいと思っています。
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イオン労組、パート8割に 新たに4万4千人加入 (共同通信) - goo ニュース
2006年 1月30日 (月) 12:26 スーパー業界最大の労組「イオン労働組合」(新妻健治委員長、組合員約3万人)が、今夏までに組合員の加入対象を勤務時間月120時間未満のパート社員約4万4000人にまで新たに拡大する方針であることが30日、分かった。 実現すれば、既に加入している長時間労働のパート社員約1万6000人と合わせ、組合員の8割をパートが占める見通しで、組織率も25%から60%に上昇するという。 連合は正社員以外の賃金増を目指して今春闘からつくった「パート共闘会議」で、傘下労組にパートの加入促進を求めており、パート雇用の多い流通・サービス業界に影響を与えそうだ。
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- まずは、内を固める必要があるかと。 (ウン!ウン!とうなずいてしまうニュース解説!~PQ(潜在能力指数)的~)
- イオンのパート社員4万人、労組へ 全組合員の8割構成(朝日新聞より) スーパー業界最大の労働組合「イオン労組」(新妻健治委員長、組合員約3万人)は今夏までにパート社員約4万4000人を新たに労組に加える方針を明らかにした。 組合員の8割がパート社員で占めら








イオン労組は、パート労組のはじめの1/2歩なのですね。さまざまな問題が載せられていて、純粋なパート労組発足の難しさがよく分かりました。
ありがとうございました。
とりあえず、事実関係が間違いなのは確かなので、お詫びして訂正します。
記事本文はすでにping送ってあるサイトもあり、削除するのも不自然なので、このような形(網掛け+文字サイズを小さめに+補足注)で、間違いであることを明示した上で閲覧可能な形にしておきます。