私たち一人ひとりは小さな一つの文字のようなものだと思います。
それは「あ」だったり、「い」だったり、様々な形をしていて、それぞれに個性や意味や特徴があります。
例えば、「は」には「葉」もあるし、「歯」もあります。他の文字も然りです。
ただ、それだけでは気持ちを伝えたり、物事を成すのに充分ではありません。
でも「あ」が他の文字と出会うとたくさんの言葉や意味を生み出します。
「愛」や「雨」や「明日」がそこに生まれます。
そして、もっとたくさんの文字と繋がり合うことが出来たなら、そこには素敵な文章が生まれます。
「あなたに逢えて嬉しい。ありがとう。」
そして、さらには素敵な文章が繋がることで、壮大な物語が創られていきます。
もし「あ」が無かったら、どうなるでしょうか?
きっと、その物語は全く違ったものになるでしょう。
小さな文字である私たちは一人では本当に小さな力しかないけれど、たくさんの人たちと繋がり合う事で大きな力になります。