浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

やはり日大らしい?

2018-05-24 08:09:24 | その他
 私はアメリカンフットボールに全く興味がない。しかし、今回の事件、日本大学の対応に、日本が壊れているという感じがした。アベ政権、狛江市長、日本大学、いずれもウソをつき、ウソを維持するために、ひたすらウソをつき続ける。客観的には、真実が何であるのかはほぼ認識できるのに、それでもウソのうえにウソを乗せていく。

 日本大学、私が学生の頃、「ポンダイ」と呼んでいた。なかば侮蔑的な意味合いをもって。というのも、日本大学では、学園トップ、確か古田だったか、彼の専制的な運営に対して学生たちが強い抗議の声をあげていたからだ。日本大学の学生たちの主張は至極当然であったし、大学当局の対応は、今回のアメフト事件の対応と同じく、ひどいものだった。

 昨日の日大側の記者会見をみて、ああ、体質は変わっていないんだ、と思った。それにひきかえ、事件当事者の学生の、真実を話そうという姿勢には、未来があると感じさせられた。

 権力を持つ者がウソをつき続けるその厚顔無恥に、日本という国は終末にむかっているという気がしてきた。支配層に、倫理性が失われている。ということは、社会全体にそれが蔓延していくことにもなるだろう。

 日本大学が、日大闘争の時代とほとんど体質がかわっていないとするなら、支配層が日大化、ポン大化してきたということなのだろう。日本のポン大化、私は明らかに侮蔑をこめてこのことばを使っている。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ふと見つけたHP | トップ | へー、共同通信の・・・・ »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事