今回は、マイ2014ブックベスト5を発表させていただきます。まず5位は、杉浦日向子著コミック「百日紅 上・下」(ちくま文庫)主人公の天才浮世絵氏葛飾北斎とその娘お栄の物語。このコミックで、江戸の風俗や人々の暮らしぶりが伝わってきて面白かった。中でも、絵にまつわる怪異譚が凄みがありました。来年には、この作品がアニメで映画化され上映されるとか、どうアニメで表現されるのか楽しみである。
第4位は、四方田犬彦著「ひと皿の記憶」(ちくま文庫)。四方田氏の幼少のころかの食の記憶から世界各国(韓国、中国、台湾、ベトナム、イタリア、アフリカ、イギリス、フランスetc)の食体験を驚くべき記憶と博識で綴ったエッセー。その内容に感服しました。
第3位は、種村季弘著漫遊記シリーズ(書物漫遊記、書物探検記、食物漫遊記、贋物漫遊記)は、不良で、奇人で、博覧強記である種村氏が紡ぐ文章は、面白くないわけがない!
第2位は、梁石日(ヤン・ソギル)著「めぐりくる春」(幻冬舎文庫)この小説をつうじて従軍慰安婦の過酷な体験を知りショックを受けました。そしてこの様な事を生みだす戦争にいきどおりを感じました。
第1位は、本田靖春著「我、拗ね者としての生涯を閉ず 上・下」(講談社文庫)。著者の生涯を綴ったノンフィクション作品で、反骨精神を貫いたジャーナリストの生き方に感服しました。中でも、1960年代まで続いた輸血に対する売血制度をペンの力で、献血制度に変革させた情熱に感動しました。また、この人の著書「疵 花形敬とその時代」(文春文庫)、「誘拐」(ちくま文庫)、「不当逮捕」(岩波現代文庫)も良かったです。
来年2015年は、どんな本に出会えるのか楽しみです!!
第4位は、四方田犬彦著「ひと皿の記憶」(ちくま文庫)。四方田氏の幼少のころかの食の記憶から世界各国(韓国、中国、台湾、ベトナム、イタリア、アフリカ、イギリス、フランスetc)の食体験を驚くべき記憶と博識で綴ったエッセー。その内容に感服しました。
第3位は、種村季弘著漫遊記シリーズ(書物漫遊記、書物探検記、食物漫遊記、贋物漫遊記)は、不良で、奇人で、博覧強記である種村氏が紡ぐ文章は、面白くないわけがない!
第2位は、梁石日(ヤン・ソギル)著「めぐりくる春」(幻冬舎文庫)この小説をつうじて従軍慰安婦の過酷な体験を知りショックを受けました。そしてこの様な事を生みだす戦争にいきどおりを感じました。
第1位は、本田靖春著「我、拗ね者としての生涯を閉ず 上・下」(講談社文庫)。著者の生涯を綴ったノンフィクション作品で、反骨精神を貫いたジャーナリストの生き方に感服しました。中でも、1960年代まで続いた輸血に対する売血制度をペンの力で、献血制度に変革させた情熱に感動しました。また、この人の著書「疵 花形敬とその時代」(文春文庫)、「誘拐」(ちくま文庫)、「不当逮捕」(岩波現代文庫)も良かったです。
来年2015年は、どんな本に出会えるのか楽しみです!!