浜松八幡宮

～戦災を逃れ　多くの樹木が茂る～

【歴史】
　現在の小沢渡町に建てられた許部神社が、天慶（９３８）元年に現在の地に移ったとされています。そのときに、松を浜から持ってきたので「浜松」という地名になったと言われています。「ざざんざの松」が数年前に移植され、境内に植えられています。徳川将軍家の祈願所になっていました。

【自然】
　市街地にありながら戦災を免れたため、境内には多くの古木が残っています。巨樹の「雲立ちのクス」は県指定天然記念物、森は浜松市指定保存樹木です。樹齢数百年のイヌマキにはキツツキの開けた穴がたくさんあります。境内東側には用水路が流れ、魚を求めてカワセミやサギが飛来することもあります。

【住所】
　浜松市中区八幡町２

白山神社

～氏子と市民が大切に守る　白山の森～

【歴史】
　古来より、水の神様、防疫の神様として、地域の人々から深く信仰されています。

【自然】
　三方原台地の東の端を南北に縁取る、常緑広葉樹林帯の一番南にあります。境内は、風致地区で、その一部が「浜松市民の森」の指定を受け、氏子の奉仕によって鎮守の森の景観が保たれています。本殿の後方にある浜松大空襲で生き残ったスダジイが３代目の御神木です。駐車場脇には山桜の空洞となった幹から竹が生え出た「子持ち桜」があります。

【住所】
　浜松市中区高林１－１７－１

龍宮山岩水寺

～家を守る　女性の厄除け子安地蔵尊～　

【歴史】
　神亀２（７２５）年、行基上人によって開かれたとされる古寺です。坂上田村麻呂の子である俊光が母の魂（龍神様）を刻んだとされる地蔵尊が安置されており、子授けや安産祈願で知られています。

【自然】
　寺院の裏山から東西へ延びる山の南面を、シイを主体とする見事な常緑広葉樹林と大規模なスギ・ヒノキがおおっています。御神木のクスノキは樹齢約１０００年で、浜松市の天然記念物に指定されています。

【住所】
　浜松市浜北区根堅２２３８

　　出典「静岡県鎮守の森ガイドブック」

「鎮守の森ガイドブック」

「身近な自然の魅力を再発見しよう！」というサブタイトルをつけた「静岡県　鎮守の森ガイドブック」が静岡県くらし・環境部から発行されました。１，神々の森　２，昔から残されてきた森　３，生き物たちの森　４，人が集まる森　５，災害から守る森　６，シンボルの森　をキーワードに、自然環境、歴史・文化、人とのつながり、防災などの面で大きな役割を果たしている鎮守の森を全県で５０選び、紹介しています。

　浜松市からは以下の５つが紹介されています。
・龍宮山岩水寺
・白山神社
・浜松八幡宮
・賀久留神社
・曾許乃御立神社

浜松内陸コンテナ基地

　浜松内陸コンテナ基地は、急速に進展しつつある国際海運のコンテナ化に対処するとともに、清水港の補完的役割として、浜松市東区流通元町の浜松流通業務センター内に、我が国で初めての陸の港として建設されたものです。当基地の開設によって、浜松地区の輸出貨物のコンテナ化が一段と促進され、オートバイ、楽器をはじめ、各種製品が当基地で輸出手続きを済ませ、世界各地に輸出されています。

浜松内陸コンテナ基地の平成２４年の輸出品
・輸送用機器　構成比４１パーセント
・一般機械　　　　　２８パーセント
・楽器　　　　　　　　５パーセント

浜松内陸コンテナ基地の平成２４年の輸入品
・楽器　　　　構成比５４パーセント
・輸送用機器　　　　　４パーセント

　　　出典「浜松の商工業」

天竜川

　諏訪湖を水源とする一級河川です。上流部には、アユ釣りの名所も多く、下流部では河川敷を利用した公園で水辺の散策や自然観察などを楽しめます。江戸時代には、山で切り出した木材の運搬に利用され産業に貢献したのが天竜川です。

　　出典「ふじのくに　水紀行」

阿多古川

　天竜美林に囲まれた山間をゆるやかに流れ、支流と合流しながら天竜川に注ぎ出ている川です。清流として知られ、「平成の名水百選」に選定されています。そんな阿多古川は、夏は川遊びでにぎわいます。川底を泳ぐカジカ、カワムツ、ウグイ、アユなどがくっきり見えるほど、水の透明度が高いことでも知られています。夏はつりやキャンプ、川遊び、秋は紅葉狩りやハイキングを楽しむ人でにぎわいます。

浜松の水資源日本一！

【水資源　日本一】
　浜名湖　汽水湖の周囲長　第１位

【水に関する百選】
　平成の名水百選（環境省）：阿多古川
　水の郷百選（国土交通省）：浜松市
　
【馬込川上島緑地】
　５００ｍほど離れた有玉緑地わきにある湧水を引き込んだ場所に造られた親水公園です。小さな子どもでも遊べるように浅く作られた小川や池、滝があり、春にはクレソンが自生し、夏には川エビやメダカを追う子どもたちでにぎわいます。橋や小道も整備されており、多様な水辺の生き物、四季の花など、親子連れで楽しむことができます。

　　出典「ふじのくに　水紀行」

「ふじのくに水紀行」

　静岡県暮らし・環境部が「ふじのくに水紀行」を発行しました。「水の都しずおか」の水の恵みを東部・伊豆エリア、富士エリア、中部エリア、西部エリアにわけて紹介しています。
　浜松にかかわることでは、
・遠江八景
・阿大多古川
・天竜川
・浜名湖ガーデンパーク
・馬込川上島緑地
・浜名湖ラムサールプロジェクト
が紹介され、巻末には、「水資源日本一」「水に関する百選」が紹介されています。
　ぜひ、ご覧下さい。

今年の浜松まつりは！？

昼：凧揚げ合戦
　今年は、中田島凧揚げ会場で、１７４ヶ町の大凧が揚げられます。子どもの誕生を祝う「初凧」や拡張が競い合う凧揚げ合戦が繰り広げられます。
　５月３・４日：午前１０時～午後３時
　５月５日：正午から午後３時

夜：御殿屋台引き回し
　今年は、浜松駅北側の中心街に８５ヶ町が参加し、豪華絢爛な御殿屋台の引き回しが行われます
　５月３・４・５日：午後６時３０分～午後９時
　合同練り：５月３・５日：午後５時～６時
　　　　　　５月４日：午後６時～６時３０分