家康ゆかりの食探訪

小豆餅
　三方原の合戦で大敗した家康公は、浜松城に逃げ帰る途中、空腹に絶えかね道端の茶屋で小豆餅をほおばりました。そこへ武田軍が追ってきたので、家康は銭を払わず逃げ出しました。茶屋のおばあさんは食い逃げと思い「銭を払え！」と追いかけたという言い伝えがある浜松の銘菓です。

大福寺納豆
　大福寺納豆は、その名の通り大福寺でのみ製造されている納豆で、足利七代将軍から徳川家康公以下の歴代将軍に献上された歴史を持っています。中でも徳川家康は、献上の頃になると「まだか、まだか」と待ちわびていたと言われています。「浜納豆」の元祖です。

忍冬酒
　家康公が健康で長寿を全うした原因の一つが薬味酒の「忍冬酒」であったと言われています。忍冬（すいかずら）の効能は動脈硬化、高血圧、肥満予防などです。

　参考「遠州路たびだんご」