野球…ではなく。
<早慶戦>大学改革で過熱…合併、学部再編 少子化背景に
(Yahoo!ニュース-毎日新聞)
早慶戦と言えば、東京六大学野球の伝統の一戦。
しかし、ここでは…
私学の双璧、早慶が激突 !?
……全入時代などどこ吹く風、とは行かず、
ライバル校で競争なのですね………
こうなると、もっと問題なのはその他の大学。
超有名校でも過熱するほどの競争。
…そうなると、他校は下手をすると廃校の危機。。。
大学の行く末は、私の人生に関わる事 (かも)。
戦々恐々です。。。
以下、記事全文コピー。
-------------------------------------------------------------
12月18日12時50分配信 毎日新聞
大学改革の「早慶戦」が過熱している。慶応義塾(東京都港区)は先月、
共立薬科大(同)との合併を発表。早ければ08年4月には「慶大薬学部」が
誕生する。学部再編に取り組む早稲田大(新宿区)も、医学部設立のうわさが
つきまとう。少子化を背景にした07年度の「大学全入時代」を目前に、
私学の雄・早慶それぞれの改革事情を追った。【佐藤敬一、高山純二】
大学改革は慶大が先手を打った。90年に湘南藤沢キャンパス(SFC)を
開設し、総合政策、環境情報の2学部を新設。自己推薦を募り、小論文や
面接で選抜する「アドミッション・オフィス(AO)」入試を全国で初めて
導入するなど、大学改革の「トップランナー」と目されていた。
大手予備校・河合塾によると、早慶の同系学部に同時に合格した場合、
80年代は早大へ進学する例が多かった。しかし、90年代は慶大が逆転。
慶大を選択する学生が目立つようになったという。
奥島孝康・前総長が就任した94年以降、早大の巻き返しが始まる。
00年には東京女子医大(新宿区)と学術交流協定を結び、08年には
教育研究施設を建設して共同でバイオテクノロジーや生命医療系分野などに
おける大学院教育を開始する。特に東京女子医大との提携については
「『早大医学部』実現のための布石か」と見る向きもある。
02年に就任した白井克彦・現総長も、04年度に授業がすべて英語で
行われる国際教養学部を開設。さらに来年度は看板学部の第一、
第二文学部、理工学部さえ再編する大なたを振るった。両文学部は
「文学部」「文化構想学部」、理工学部は「基幹理工学部」
「創造理工学部」「先進理工学部」となる。
早大の動きが活発化するのに対し、ここ数年「沈黙している」
(大学関係者)といわれていた慶大。だが、先月20日に共立薬科大の
「吸収合併」発表で世間を驚かせた。安西祐一郎塾長は「研究水準の
向上が期待でき、私立大が直面している競争に有利となる」と強調。
早大の学部再編との関係を問われると、「関係ない」と言い切った。
一方、早大の土田健次郎副総長は東京女子医大との関係について、
「昔からの関係や地理的な関係もあり、医学部をつくるとかいう話とは
関係ない」と否定。慶大・共立薬科大の合併にも「(慶大を)意識せざるを
得ないが、昔と違い国際的なレベルで大学が評価、格付けされる時代。
国内を見ているだけでは負ける」と強気だ。
早稲田は07年に125周年、慶応は08年に150周年と創立記念の
佳節を迎え、改革の動きは加速しそうだ。
河合塾の神戸悟・教育研究部チーフの話 共立薬科大を吸収合併するのは、
慶大にとってはいい「商談」だった。早大も学部再編による志願者アップは
間違いない。早慶双方に合格した場合の進学先は現在、五分五分の状態。
長い目で見れば研究、教育力の向上が勝敗の鍵となるだろう。
最終更新:12月18日12時50分
-------------------------------------------------------------