取り上げずには、いられない…
<履修不足>高3男子告発「学校は潔く認めて」
(Yahoo!ニュース-毎日新聞)
とても、印象に残る内容でした。
本音、建前、ルール、誤魔化し、戸惑い、迷惑顔。
履修不足が発覚しなければ、補習などの "面倒な事態" に
陥ることなく、受験勉強に集中できる。
でも、自分自身がルール無視の片棒を担ぐことにもなる。
学校への不信感も拭いきれない。
とても、難しい心境なのだろうと、想像できます。
本当に直面している人の、ほんの数パーセントくらい
でしかないかもしれませんが。
潔く過ちを認め、正しく対処して欲しいと思わざるを得ません。
「『教育は人間形成のため』と言っておきながら、受験の結果を出す
ためには何でもやっていいというのは矛盾している」
確かに…、その通りです。
以下、記事全文コピー。
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全国各地の高校での履修単位不足問題で、北関東の私立高校に
通う3年の男子生徒(18)が、毎日新聞に「時間割では『世界史』と
なっていたが、授業内容は『現代社会』だった」と「告発」を寄せた。
各地の高校で問題が発覚しても学校側は問題であるとは認めていない
という。高校生は「きちんとした説明がないのが気に入らない。
『教育は人間形成のため』と言っておきながら、受験の結果を出す
ためには何でもやっていいというのは矛盾している」と学校側の
姿勢に不信感を示している。「現代社会」は大学入試センターの
公民3教科の中で、選択した受験生が最も多い。
男子生徒によると、時間割では世界史となっているが授業内容は
現代社会で、教科書も現代社会のものが使われていたという。
これまで教師からは「現代社会は世界史と似ているところがあるから
いいんだ」との説明を受け、男子生徒も「そういうものなのかな」と
思っていたという。全国で問題が発覚した後も教師は「大丈夫」と
同様の説明をしているという。
こうした学校側の姿勢について、高校生はライブドアの堀江貴文
前社長(34)=公判中=らによる証券取引法違反事件を引き合いに
出し、「先生は『金を稼ぐために何をやってもいいというのは
おかしい。社会のルールではやってはいけないことだ』と話していた
のに、受験のためには何をやってもいいというのと同じではないか」と
批判する。
この学校は現在までに履修単位不足があったとは公表していない。
受験を控えた同級生らは「問題が発覚したら補習を受けなければ
いけなくなるので発覚してほしくない」と話しているといい、
高校生も「その気持ちも分かる」と微妙な心境をのぞかせる。
それでも「教える立場の先生たちがそういうことをやっていて
一体何を教えるんだと言いたい」と語った。【佐藤敬一】
(毎日新聞) - 10月30日8時1分更新
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<履修不足>高3男子告発「学校は潔く認めて」
(Yahoo!ニュース-毎日新聞)
とても、印象に残る内容でした。
本音、建前、ルール、誤魔化し、戸惑い、迷惑顔。
履修不足が発覚しなければ、補習などの "面倒な事態" に
陥ることなく、受験勉強に集中できる。
でも、自分自身がルール無視の片棒を担ぐことにもなる。
学校への不信感も拭いきれない。
とても、難しい心境なのだろうと、想像できます。
本当に直面している人の、ほんの数パーセントくらい
でしかないかもしれませんが。
潔く過ちを認め、正しく対処して欲しいと思わざるを得ません。
「『教育は人間形成のため』と言っておきながら、受験の結果を出す
ためには何でもやっていいというのは矛盾している」
確かに…、その通りです。
以下、記事全文コピー。
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全国各地の高校での履修単位不足問題で、北関東の私立高校に
通う3年の男子生徒(18)が、毎日新聞に「時間割では『世界史』と
なっていたが、授業内容は『現代社会』だった」と「告発」を寄せた。
各地の高校で問題が発覚しても学校側は問題であるとは認めていない
という。高校生は「きちんとした説明がないのが気に入らない。
『教育は人間形成のため』と言っておきながら、受験の結果を出す
ためには何でもやっていいというのは矛盾している」と学校側の
姿勢に不信感を示している。「現代社会」は大学入試センターの
公民3教科の中で、選択した受験生が最も多い。
男子生徒によると、時間割では世界史となっているが授業内容は
現代社会で、教科書も現代社会のものが使われていたという。
これまで教師からは「現代社会は世界史と似ているところがあるから
いいんだ」との説明を受け、男子生徒も「そういうものなのかな」と
思っていたという。全国で問題が発覚した後も教師は「大丈夫」と
同様の説明をしているという。
こうした学校側の姿勢について、高校生はライブドアの堀江貴文
前社長(34)=公判中=らによる証券取引法違反事件を引き合いに
出し、「先生は『金を稼ぐために何をやってもいいというのは
おかしい。社会のルールではやってはいけないことだ』と話していた
のに、受験のためには何をやってもいいというのと同じではないか」と
批判する。
この学校は現在までに履修単位不足があったとは公表していない。
受験を控えた同級生らは「問題が発覚したら補習を受けなければ
いけなくなるので発覚してほしくない」と話しているといい、
高校生も「その気持ちも分かる」と微妙な心境をのぞかせる。
それでも「教える立場の先生たちがそういうことをやっていて
一体何を教えるんだと言いたい」と語った。【佐藤敬一】
(毎日新聞) - 10月30日8時1分更新
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