浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

女優 X

2010-01-14 | 読書
夏樹静子 著     文集文庫

島根県も東西に長く、東の端から西の端まで総延長300キロあまり、それぞれの地で言葉、文化、習慣ならびに風土が異なります。

島根も大雑把に言えば、出雲と石見それに隠岐と分別できますが、出雲の文化圏は中海宍道湖圏内グループを中心として、どちらかといえば大阪圏域です。

石見は完璧に広島圏域だと感じます。

隠岐はその昔、独立した隠岐の国として一国をなしていたので、独特の文化風習が今でも残っております。

隠岐を鳥取県だと思っている人もいるようですが、島根県ですよ。

お間違えないようお願いします。

さて僕の住んでる地域から島根県の西の端、津和野へ行くには4時間近く(車でですよ)かかりますが、かたや大阪へ行くには3時間くらいで到着します。

道路や鉄道事情もありますが島根県の津和野は、僕たちにとっては山口県の一部?と思っても誰も文句を言わないくらいの遠い地なのであります。


さて、今日はその津和野が主題であります。

津和野といえば西の小京都、文豪森鴎外や西周(にしあまね)の故郷として知る人ぞ知る街であります。

その津和野で生まれ、新劇女優として活躍した伊沢蘭奢。

生まれは明治22年、僕たちの世代からいえば曾祖母くらいでしょうか。

その写真



美しいですね。

本名 三浦シゲ



うちのカアチャンとそっくりであります。(嘘ですよウソ)

その伊沢蘭奢の短い生涯を書いた本が女優Xであります。

今で言えば芸能界にあこがれ、山陰の片田舎を飛び出して超人気スターに駆け上がった物語でしょうが、短い生涯(38歳で死去)の死に場所は故郷津和野であった、ということでしょう。

美女薄命、はかなくもせつない物語であります。


美女薄命という言葉で急にひらめき、本日の一句。


今日もまた  尻に敷かれて  ブス長命


うちのカアチァンも昔は純情だったのに…

きっと長生きすることでしょう。

お粗末
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