近頃外(繁華街)へ一杯飲みに行くことが極端に減ってきた。
歳とったせいもあるのだろうが、もぅ何だかそんな気分にもならない。
地域活動の酒宴のお付き合いは、ほとんどが公民館。
その場で結構飲んだり(タダ酒大好きなので )して、家に帰っても飲まなくても良かったりしてね。
行動範囲(半径2~3キロくらいかな)が狭いので、飲酒後はたいてい徒歩で帰宅する。
普段は家で心静かに古女房と、無言の晩飯がスッカリ慣れてきてお気楽だ。
でもオリンピック出場のかかった女子バレーや、カープのナイター中継を見ると、ついメガホンやウチワを持って大声出して二人して応援したりしてるアホバカ夫婦である。
でもときどき外で飲みたくなったりもする。
そんなときは飲むことを前提としてるので、クルマは絶対ダメだから歩いて行ける範囲内の蕎麦屋、といえば出雲空港近くの「たまき」だね。
ここでは蕎麦屋にこだわる。
以前にも書いたが蕎麦屋で酒を飲むのはなかなか粋、と言われている。
つまり本来は食事として蕎麦を食いに行くのだが午後3時頃、店の端っこの方に座ってひとりで軽く一杯やるのもなかなかいい、という話だ。
肴はかまぼこに玉子焼、天ぷらそばの天ぷらだけ、ってのも通っぽいものがある。
それでもって最後にざる蕎麦なんかをつつーっとやって「ハイご馳走さま、お勘定ね」なんて言って店を出る。
そんな蕎麦屋で飲むのは焼酎を蕎麦湯割りで飲むとなかなかいい。
味がまろやかになり、蕎麦湯がまだ熱いうちに飲むと旨いので、ついグイグイいってしまう。
とくに蕎麦焼酎を蕎麦湯で割る蕎麦蕎麦統一がいい。
蕎麦湯はうっすらと白濁している。
おしつけがましい強烈な味はないけど、控えめながらゆるぎない安堵とふるさとの気配を思わせるやさしい香りと安らぎがある。
夢の中で子供の頃の母に出会ったような懐かしさとやるせなさに満ちている。
それもそうだよね。
蕎麦焼酎の母は蕎麦ではないか。
蕎麦湯で割れば母の懐に抱かれたようなものだ。
おかあさーん
などと蕎麦屋で中年のオジさんがそんなことを叫んではいけない。
大人の流儀として心静かに味わいつつ、グイグイ飲み過ぎないようにしたいもであります。
店を出たあとは、新緑の斐川平野をルンルン(古すぎ?)気分でラン&ウォークで帰る…ってのもいいでしょ?
ってこんなことばかりやってたら長生きできまへんなぁ~
なんちゃって♥
今回は写真がなくてスマンスマン。
次回は蕎麦焼酎の蕎麦湯割りの写真なども紹介したいと思います。
ってあまり期待せんといてね…
お粗末