ツキハモウロウ

ウキヒトノ ツキハナニゾノユカリゾト
オモイナガラモ ウチナガメツツ(藤原実定)

宿命病と女性の出産

2010-09-09 19:16:23 | リンク
http://anond.hatelabo.jp/20100908214709

私は男性ですので、女性の持つ宿命病がどれだけ痛いのか、感じることはできません。ですが、宿命病だから厳粛に受け止めるべきだと示すつもりもないのですが、出産の痛みを差し障りがあるととらえる価値観も、どんなもんかと思います。マザコンバッシングの時に感じたことは、子供が母親に劣等感を感じるのなら、母親には人生の戦略的に有利なのではないか、ということでした。今回感じることは、出産の時つらかったというネタは、子供にとって母親に対して孝行を促すインセンティブになるのではないか、ということです。まあ、そういう、儒教的なしめった感受性が嫌だから、そういう考えなのでしょうが、出産の痛みは、女性社会に対する投資なのではないか、と思います。それを動かしてしまうと、今まで味方であった男性は、出所を変えるのではないか、と思われます。少子化問題に関する、女性が嫌だと思うから少子化になるという通奏低音と同時に、男性側の、こんな女嫌だと考えている比重は無視しがちですが、遺憾の意を示します。皆さんは少子化を解決することが目的なのではなく、社会に横たわる価値観を撤去することが目的です。そうした価値観をはぎ取り続けた結果、少子化になるのだという認識を、ここに示しておきます。子供を産まない選択をした人が、子供を産もうとする人の意欲を削ごうとしている。
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