虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

朝の報道(?)番組

2014-05-16 | 映画・テレビ
朝、たまにテレビをつけている。出勤前に見る。

みのもんたが降板したあとの「あさチャン!」という番組。5時半から8時まで。

なんと、若い夏目三久という美女がメイン司会者。いつも、まるでモデルのような笑みを浮かべている。報道番組の司会者というより、視聴率をあげるためにメイン司会者にすえられたモデルという感じで、自然さがない。報道番組は、この人にはまだ無理なのだ。ただ、番組のスタッフには、報道番組にしようという気はないようで、大学の先生の齋藤孝をこの美人の相棒にすえる始末だ。夏目三久と齋藤孝で、どうやって、時世を斬ることができるというのか。

昨日の集団的自衛権について、斎藤孝は、各新聞社の論説のちがいをあげて、いろいろな意見があることを知ることが大切です、なんて陳腐なこと言っていた。みのもんたが司会だった時より、格段につまらなくなった。しかし、毒にも薬にもならない安全平凡な発言を買われたのだろう。

8時からは、「モーニングバード」にチャンネルを切り替える。赤江たまえ(?だったか)、たまちゃんが以前からちょっと気に入っていた。美人だ。でも、たまちゃんは、夏目三久とちがって、物言いに自然さがあり、人形ぽくない。以前は、たまちゃん一人がメインの司会者だったが、最近(もう1年以上になるかな)、羽島なんとかという若い男性司会者が起用され、二人で司会している。

羽島は、アナウンサー、報道者というより、タレントというべき人。番組が以前に比べ(赤江たまえが一人で司会していたころ)、格段につまらなくなったとは誰しも感じるはずだ。羽島がいるために、たまちゃんがたまちゃんらしくなくなってきた。

集団的自衛権、今日は、そのゲストコメンテーターとして、小川和久という政府側に立つ軍事評論家にものをいわせていた。たまちゃん、きっと戸惑ったにちがいない。番組で、なぜ、こんな人に物を言わせるのか、と。おそらく、これが、テレビ局の方針なのだろう。