虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

日本の親

2013-10-05 | 新聞・テレビから
今日の新聞のことではない。ずっと前の記事。
大阪府の教育長が府内の各公立学校の校長に、入学式や卒業式で教員が君が代を歌っているかどうか、目で確認せよ、と通知した一件。

私学ならともかく、公立学校で、教育の場で、精神レベルの低い、野蛮なことがおこなわれようとしている。小数の教員は抗議をしていると思うが、教員組合からの抗議があったということは耳にしない。PTAが抗議をした、という噂も聞かない。教育長への親からの抗議はないのだろうか。あっても広がらないのだろう。そのまま一件落着なのか。

大阪府では、小中高一貫教育をすすめるという。1年生から、パソコン、英語の授業、そして、授業時間を増やすという。いったい、だれの為だ?子どものためでないことは明らかだ。

グローバル人材の育成とか、一部の大企業の社員研修を公立学校にやらせようとしている。
よしてくれよ。子どもは勉強は嫌いだ。これがふつうだろう。ましてや、1年生から英語、パソコンなんか、子どもを壊すことになる(と、わたしは思う)。

しかし、親が、保護者が、今の教育の姿に抗議をする声はほとんど聞かれない。
みんな、だまっている。

おかしいよ。不思議でならん。