虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

期日前投票

2012-12-11 | 日記
日曜日は仕事なので、今日、期日前投票にいってきた。

総選挙の新聞記事(朝日だけだが)をしてきたけど、この2週間、やはり憲法改正についての記事は少なかった(たしか1回くらいか?)。原発の記事は多かったが、しかし、ゼロに向かう工程表を示せ、とか、スローガンや甘い言葉にだまされるな、とかの識者の言葉ばかりで、かえって、混乱する。なにしろ、原発ゼロは、民主党も主張しているのだ。原発ゼロへの工程表など、専門家でも困難な課題だろう。困難な道のりであることはわかっている。だれにもすぐにその具体策が描かれるものではなく、国民が共に克服していく課題だろう。人々にその具体案まで検証しろというのは無理だ。

原発ゼロについての工程表を示せ、とはいうくせに、憲法改正したらこの国はどうなるか、についての問いかけはまるでない。自民も維新も憲法改正を宣言している。ならば、憲法改正して、どうなるか、新聞は率先して明らかにするべきだろう。ところが、共産、社民が憲法に反対している、と書くのみ。
弱小政党、ものの数にもならない異端分子が危機感をもっています、と書く程度だ。新聞はなんの危機感もないのか。このことは証拠として残しておきたい(記憶にとどめておく)。

夕方、選挙管理委員会発行の選挙公報がポストに入っていた。
近畿選挙区の広報だが、1面全部を使っているのが、維新の会と自民党と民主党。未来の党は、半面。
公明、みんな、幸福、共産、社民は4分の一のスペース。これって、どういう基準で決まるのだろう?

大阪府の選挙区の広報もあった。
近畿の選挙公報にも、大阪区の選挙公報にも、自民、維新とも、原発と憲法改正の文字はなし。

今度の選挙で、自民、維新が大躍進するのであれば、日本人とは何だろう、と考え込むことになりそうだ。