虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

伏見稲荷 石峯寺

2009-03-15 | 日記
京都の伏見稲荷大社にいった。はじめて。商売繁盛や学業成就とかいろいろご利益があるのか、けっこう人が多かった。しかし、駐車場も無料、拝観料もいらないのが、庶民的。ここはだいたいお守りをもらうだけの所かと思っていたけど、稲荷山の上まで赤い鳥居の回廊が続いている。鳥居は1万基もあるという。ついでだから、登ってみた。頭の神様、目の神様、足腰の神様、縁結びの神様、まあ、いろんな神様がいる。キツネの石像もあちこちに立つ。老若男女、外国人もいた。ウォーキングにはちょうどいい。

石峯寺(セキホウジ)が近くなので、寄ってみた。
お寺は小さいけど、ここには、石仏五百羅漢がある。しかも、その五百羅漢の下絵を描いたのは江戸時代の画家伊藤若冲。若冲はこの寺に草庵を結んでいたらしい。若冲の墓もある。
石仏群はお釈迦様の一生を表現しているようだ。竹やぶの丘の上に置き捨てられたような感じで、かなり風化しているが、どの表情もあどけなくてまるで子供のよう。五百羅漢を見学する人は、300円の拝観料をいただきます、という看板があったが、無視して、どんどん踏み込んでいった。ひとしきり見終わったあとで、お礼のつもりで、もうーし、と寺の人を呼び出し、お金を払ったとさ(笑)。見学者は一人か二人、ひっそりしています。
ここは駐車場はないので、近くの公園のわきにとめるとよいかも。