虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

中央公論版チェーホフ全集

2009-03-11 | 読書
チェーホフ、あまり読んでるわけではない。短編は苦手。
ただ、古本ネットで中央公論版の「チェーホフ全集」の中の数冊を買った。
このチェーホフ全集の本の装丁が以前から気に入っているのだ。

箱入りで、本にはビニールカバー。箱も本の表紙も黒と赤だけ(黒が8割)でデザイン。
シンプルで実にいい。表紙もやわらかく、コンパクトな作り。

太宰治は、「チェーホフをたくさん読みたまえ」とすすめたが、このチェーホフ全集の装丁を見ると、ここにはほんとにたくさんのロマンがつまっているように思える。中身よりも見た目で買いたくなる本だ。特に、箱よりも、中の本の表紙がいい。

中央公論版の「チェーホフ全集」の装丁。こんな感じの作りの本がお気に入りだ。