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サウンドカード Sound Blaster ZxR 買ってみた ついでにオペアンプICも交換してみた

2018年07月04日 21時20分52秒 | PC関連

 今まで使っていたサウンドカード「Sound Blaster Z」が急に調子が悪くなった。
 Zは取り付けられている赤色LEDが点灯するのが特徴だが、不規則に点滅しているし、なにより音楽を再生していると不定期に「ガサッ、バリッ、ブツッ」とノイズが入り、終いには「ガー」というノイズになるという不具合が発生。
 さすがに限界かと次なるサウンドカードを探したのだが、光デジタル入出力完備の条件で探すとSound Blasterしかない現状。
 スペック的にはAE-5あたりが視野に入るかと思いきや光デジタル入力がない上、ドライバやユーティリティの安定性に難があるらしく、消極的理由からSound Blaster ZxR R2を購入。

 取り付けてドライバやユーティリティを一通りインストールして音楽を再生してみると、Sound Blaster Zよりスピーカー再生時の音場が広く感じられたが、音の傾向は弱ドンシャリサウンドブラスター仕様なのは変わらず。
 すっぴんの状態で2週間ほど使ってみたが、低音域は強調される仕様なのかバスドラムとベースが団子になっているし高音はシャリつく傾向。
 決してサウンドブラスターだから悪かろうということはないが、折角ちょっと高めの買い物をしたのに元のZと同じ傾向では面白くない。
 ライン入力と光入出力はドーターカードに追い出されているが、ここは少し褒めたいポイント。ライン入力に Roland SC-88Pro を繋いでみたが、Zではどうしても避けられなかった-60dBFS前後のノイズが、サウンドモニタソフトで見ると-75~-80dbFS前後に抑えられている。外部入力からの録音には十分すぎるスペックだと思われる。
 「光デジタル出力を使ったステレオミックスの再生」は、Zの場合24bit 48KHzに押さえられているが、ZxRはドーターカードに追い出してプロセッサの余裕があるのか24bit 96KHz出力(BEHRINGER SRC2496でレートを確認)。もっとも再生リダイレクトの録音サンプリングレートは24bit 48KHzなので、無駄に96KHz出力しているだけで実効値は48KHz相当の可能性もあるが、デジタル出力の音質に不満点は感じられない。

 Sound Blaster ZxRは音にこだわるマニア向けにオペアンプICの交換が可能なのが売りの一つでもある。
 正直あんな吹けば飛ぶようなICを交換したところで音質的に変わるモノなのか疑問を持ったが、Zと同じ傾向から脱出できるなら買えてみる価値はあるかといろいろググってみた。
 ググった結果、2回路オペアンプの鉄板は新日本無線のMUSES02、1回路側は特にノイズが少なく応答が高速なLT1028ACN#PBFが鉄板らしい。
 オペアンプ交換趣味はないので、出来ればベストとは言わずともベターな構成で取り付けたらもう外さない状態にしたい。
 MUSES02は秋月電子通商から1個3400円×2(6800円)、LT1028ACN#PBFはマルツオンラインから1個1590円×2(3180円)を取り寄せた。
 Sound Blaster ZxR自体が約2万円、オペアンプIC合わせれば3万円になり、その金でUSB-DACでも買えばいいだろうと思われるかもしれないが、私は再生しか能のない中途半端なUSBサウンドデバイスアンチなので完全に自己満足だ。

 さてオペアンプICが届き、さっそくSound Blaster ZxRのメイン基板の蓋を開ける時が来た。
 EMIシールドとかいうカバーに覆われているが、これを取り付けているネジが小さいくせに非常に固いプラスねじで、一歩間違えれば頭をナメらせる危険性がある点が注意だ。なんとか慎重にネジを外し基板とご対面だが、オペアンプ交換を売りにしているくせに基板レイアウトがアレなのに心臓がドキドキした。
 オペアンプICは基板上のソケットに挿さっているが、その周りをコンデンサが囲むレイアウトで、一歩間違えればコンデンサを曲げてしまう危険性が高い。本来IC抜き専用工具を使うべきなのだが、そんなものは家になかったので細身のラジオペンチで慎重に元のオペアンプICを摘み、足を曲げないよう極力垂直にスッポンすることにした。

 オペアンプICの挿入方向をメモしつつ、なんとか4個のオペアンプICを無事にスッポンすることに成功。
 次は新しいオペアンプICの挿入だ。まずは2回路側から攻めることにする。MUSES02は音質にこだわるあまり足を無酸素銅で作っているらしく、ヘタに扱うと足を曲げたり、最悪折れるぞとGoogleの検索結果が警告を出してくれた。
 オペアンプICは工場出荷時、横から見ると気持ち八の字に足が広がっている状態になっている。ラジオペンチで優しく足を垂直になるように曲げ、基板上のソケットにそっと差し込み、足がすべてソケットの端子に入っていることを確認してから奥までぐいっと押し込んでセット完了。
 イヤな汗をかきつつ4個のオペアンプICの交換が完了した。
 EMIシールドを取り付け直し、PCに再セットし、あとは電源を入れるだけだ。

 緊張で指がちょっと震えている中、PCの電源投入だ。不手際があればオペアンプICはもとよりZxR自体が壊れてしまう危険がある。
 Windows10が起動し、起動音が無事に聞こえたところでようやく一安心。

 無事に起動確認と動作確認を終え、音楽を流してみる。
 スピーカーは以前このBlogで書いたAVerMediaのGS315。2万円という安物の2.1chだが、MUSES02が効いているのかLT1028ACN#PBFが効いているのか、低音の制動が出来ている。すっぴんでは団子になっていたバスドラムとベースがきちんと別々に鳴っているのが分かる。
 特に違いを感じたのはボーカルのロングトーン。すっぴんでは尻すぼみに楽器音に混ざってしまう傾向が感じられたが、オペアンプIC交換後は明瞭さの違いがはっきり分かった。
 正直オペアンプナメてました。サーセン。2万円のスピーカーでこれだけ違いを感じられるなら、きちんとした良質なアンプとスピーカーに接続している人が「全然違う」というのも分かる気がした。

 と言うわけで、今現在あるだけの音楽ファイルをプレイリスト化して慣らし運転中。MUSES02はある程度使い込むと高音域の表現が変わるという話を数件Google先生が拾っているので、良い方向に化けてくれることに期待している。

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