「日本による韓国の統治は悪いことばかりではなかった」と、朴正煕元韓国大統領は言ったそうだ。日本のおかげで自分は教育を受けられたということもあるし、道路などのインフラ整備も進んだという。伝統文化が破壊されるという悪しき側面もあったが、新しい文化や技術を獲得できるという側面もあったということか。
原爆投下という大量虐殺の戦争犯罪を許すわけにではないが、現在の合衆国政府はもちろん、その国民に対してとやかく言っても今さらって思う。歴史は巻き戻せないんだから、ブライト・サイドを見て相互に発展していこうよ。
インドも長くイギリス領インド帝国だった時代があって、マハトマ・ガンジーによって独立するまでは屈辱を甘受してきた。しかし、ヒンディー語の他に英語も准公用語なので、インド人は世界中に進出するのが容易だった。良い側面を存分に活かしている好例だろう。
実はウィスキーもインドは生産している。大英帝国の植民地だったから、阿片も作らされるしウィスキーも作らされて来たんだろう。それが今や立派に自国の産業として発展して高い評価を受けている。
それは前から知っていたんだけど、大阪でも広島でも見つけることができなかった。ネットで買えるのは当たり前だけど、酒に送料を払うってのに抵抗がある。でもここにきて、どうしても見つからない酒がもう一つあって、ついにネット買いしてしまった。
5000円ほどだったけど、値段なりに高水準な味だ。国産でこういう味のウィスキーは飲んだことがない。スコットランド直伝だから、まさにスコッチーといえるのだろう。
でもねぇ、本場スコットランドのシングルモルトの中には、もっと安いのに面白い味のものがいくらでもあるんだよねぇ。だからウィスキーは、やめられない。