人って、三つの夢を同時並行で見ることができるんだ、すごい、すごいっ! という夢を見て感動したところで夢から覚めた。
なんだ、夢だったのかと、そりゃもうがっかりしたんだけど、三つの夢の一つは覚えている。というか、他の二つも目覚めたときには覚えていたはずなんだけど……。
覚えていたのは、コック・ロビンは、どうして殺められなくてはいけなかったのか、魚は、どうやってその血を受けたのか、という夢。
マザーグースって童謡という意味らしいけど、コックロビンの話は理不尽すぎないかな? ま、そんなこんなという夢。あとの二つは、もっと面白い夢だったはずなんだけどなぁ!
なんだ、夢だったのかと、そりゃもうがっかりしたんだけど、三つの夢の一つは覚えている。というか、他の二つも目覚めたときには覚えていたはずなんだけど……。
覚えていたのは、コック・ロビンは、どうして殺められなくてはいけなかったのか、魚は、どうやってその血を受けたのか、という夢。
マザーグースって童謡という意味らしいけど、コックロビンの話は理不尽すぎないかな? ま、そんなこんなという夢。あとの二つは、もっと面白い夢だったはずなんだけどなぁ!
幼いころの隣のおばちゃんは、とても優しい女性で風邪をひいたら自転車で病院に連れて行ってくれた。そのおばちゃんは、ぼくに初めてウィスキーを飲ませてくれた人だ。
たぶん5歳くらいのことで、サントリーレッドだったと思うけど、箸の先にウィスキーを付けて飲ませてくれた。唐辛子のような刺激だったけど、おばちゃんはぼくの反応を楽しんでいたかもしれない。
このところ町の酒屋さんに行ったら、「ウイスキーが入ってこないんですよ」と嘆いていた。いうまでもなくドラマ「マッサン」の影響なんだろうけど、ニッカだけじゃなくサントリーも入ってこないというのは、どうしたことか。
にわかウィスキーファンの仕業といえど、ウィスキーの好きな人が増えてくれるのは、子どものころころからのウィスキーファンであるぼくの望むところではあるけどね。
たぶん5歳くらいのことで、サントリーレッドだったと思うけど、箸の先にウィスキーを付けて飲ませてくれた。唐辛子のような刺激だったけど、おばちゃんはぼくの反応を楽しんでいたかもしれない。
このところ町の酒屋さんに行ったら、「ウイスキーが入ってこないんですよ」と嘆いていた。いうまでもなくドラマ「マッサン」の影響なんだろうけど、ニッカだけじゃなくサントリーも入ってこないというのは、どうしたことか。
にわかウィスキーファンの仕業といえど、ウィスキーの好きな人が増えてくれるのは、子どものころころからのウィスキーファンであるぼくの望むところではあるけどね。
村の少年が都道府県対抗駅伝を走った。彼の兄ちゃんも良い選手で成績も残したけど、愛媛県だからねぇ、1区だけ観戦してチャンネルを変えた。
「牡蠣のオイル漬けが旨い」と、そそのかす人がいるので試してみた。大量に作って失敗したら目も当てられないので、加熱用をワンパックだけ買う。
塩水で洗って水気を切り、フライパンで加熱したらオイスターソースを……ない、オイスターソースがあると思っていたら使い切っていた!
段取りの悪いこと夥しいけど、この期に及んで買いに行くわけに行かない。醤油っぽい味なら何でも良いんじゃないかと、鮎のナンプラーを投入。鮎を使っているといっても、やっぱり魚醤なので加熱したらそれなりの匂いはある。吉と出るか凶と出るか。
ニンニク、タカノツメ、ローレルを加えて香りを付け、高級オリーブオイルに漬けて一晩置く。今晩、安物の白ワインを買って食べてみたけど、こりゃ旨いわ! でもワインよりも高価なオリーブオイルは美味しいけど、ちょっと重い。次に作るときは、もっとサラリとしたオイルをブレンドしよう。
駅伝の結果だけど、愛媛県人って、お接待の気風に代表されるように順位にはこだわらないからね、何位だったのかは知らない。
あれから20年かぁ……ぼくはなんにもしなかったなぁ、被災地に対しても被災者に対しても。当時教わっていた強欲なバイオリンの師匠ですらチャリティーコンサートを開いて売上金を寄付したってのに。
当時ぼくが勤めていたのは、本来なら会社を挙げて被災地の救援に駆けつけるべき業種だったんだけど、テリトリーとか過去の軋轢みたいな下らん事情があって、被災地に入ったのは2週間後くらいだったか。
今ならぼくも何をすべきか少しは理解しているけど、震災当初、最も活躍したのは反社会的と、当局に烙印を押された組織だったという。地元のことをより詳細に把握しているのは、行政ではなく地元に密着した反社会組織というのなら、行政は彼らに学ぶべきだろう。
当時ぼくが勤めていたのは、本来なら会社を挙げて被災地の救援に駆けつけるべき業種だったんだけど、テリトリーとか過去の軋轢みたいな下らん事情があって、被災地に入ったのは2週間後くらいだったか。
今ならぼくも何をすべきか少しは理解しているけど、震災当初、最も活躍したのは反社会的と、当局に烙印を押された組織だったという。地元のことをより詳細に把握しているのは、行政ではなく地元に密着した反社会組織というのなら、行政は彼らに学ぶべきだろう。
小説入選の実績が多々ある先輩作品に、失礼を承知でこれでもかというほどの赤ペンを入れてしまった。
もちろん嫌がらせではなく、お師匠さまの「合評は作品を育てるためにするもの。慈愛をもって深く厳しく惜しみなく」という教えの下にしている、愛の裏返しみたいな狼藉。同じ釜の飯を食った兄弟弟子なら理解してくれるはずだ。
長年亘って小説を書いてきても、視点のぶれというのは文章に問題がないからこそ気付きづらいということもある。思い入れがあって、作者自身には捨てられない表現もある。読者によっては全く印象の異なる表現を、個人的な思い込みで書いてしまうこと、たとえば方言を地の文に使ってしまったりなんてエラーもある。もっと難しいのは、シーンで書くということ。これがぼくもなかなかできない。
自分にはできないこともどっさり指摘したけど、お師匠さま曰く「自分のことは棚に上げて構わない」のだから、合評で他人の意見を聞かない手は無い。
あの作品が入選したら、そりゃあんた、ぼくのおかげよ。で、落選したら、そりゃあ作者のせいでしょ!
もちろん嫌がらせではなく、お師匠さまの「合評は作品を育てるためにするもの。慈愛をもって深く厳しく惜しみなく」という教えの下にしている、愛の裏返しみたいな狼藉。同じ釜の飯を食った兄弟弟子なら理解してくれるはずだ。
長年亘って小説を書いてきても、視点のぶれというのは文章に問題がないからこそ気付きづらいということもある。思い入れがあって、作者自身には捨てられない表現もある。読者によっては全く印象の異なる表現を、個人的な思い込みで書いてしまうこと、たとえば方言を地の文に使ってしまったりなんてエラーもある。もっと難しいのは、シーンで書くということ。これがぼくもなかなかできない。
自分にはできないこともどっさり指摘したけど、お師匠さま曰く「自分のことは棚に上げて構わない」のだから、合評で他人の意見を聞かない手は無い。
あの作品が入選したら、そりゃあんた、ぼくのおかげよ。で、落選したら、そりゃあ作者のせいでしょ!