らんかみち

童話から老話まで

漫画「神童」の映画化! これは絶対観るぞ

2007年03月19日 | エンタメ
 さそうあきらさん原作の漫画「神童」映画化されて、この4月に公開されるのだとか。うかつにも知らなかった! 原作はたった4巻で完結するのがもったいないくらいに優れた漫画です。のだめカンタービレもこの作品があったればこそって気がします。
「のだめ」は確かに面白くて買って読んでましたが、あんなにヒットするとは思いませんでしたし、この「神童」こそ映画化されるとは思いもよりませんでした。

 もう一つクラシックのピアノ漫画で「ピアノの森」というのがあって、これこそ映画化、ドラマ化されても不思議でないくらいに面白いのですが、なにぶんにも作者が病弱で、物語が完結するかどうかすら分からないような状態にあります。
「ピアノの森」はうちに来てた調律師さんに教えてもらったんですが、そのお返しに「神童を」読ませてあげたら、「スタインウェイの調律師の名前だ、調律の道具がきっちりと描かれている!」って喜んでました。

 「神童」は物語としてはとても優れていると思いますが、映画化となるとクラシックだし、主人公の五年生の女の子が理不尽な運命に翻弄されるんです。「のだめ」みたいにノー天気に笑えて、読後感もすっきりさわやかとは言いがたいかも知れませんが、そのあたりを映画はどう解決しているか楽しみです。

 映画を観る前、観た後、どちらでもかまわないですが、是非原作を読んでください。ピアニストとか演奏家っていうのはあまり漫画を読まないみたいで、ぼくが師事したピアノの先生(女)もそうでしたが、「神童」を貸してあげたら読んで泣いたそうです。ピアノに興味がなくても感動すること請合います。

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