医療関連の研究発表会というのは、薬屋さんとか医療器屋さんが薬剤師や医師に対して発表の場を整える、いうなればお祭りみたいなもんかね。医療関連の出版も同じことで、若い先生たちの研究に光を当てる、という意味合いがあるんだろうか。別の表現を借りるなら、接待? ぼくが業界にいたときも、そういうイベントに駆り出されたもんだ。
本日は、防災関係の研究交流会。大学の先生を招いて素人にも分かり易い表現で防災を説く。医療関連のようなお祭りとは違って、資金力にものを言わせた接待じゃなく、純粋な講演会と交流会だ。
写真は愛媛大学の先生が開発した「火災シミュレーター」の画像。国土地理院のデーターをピンポイントで入力し、風向や風力などを設定したら、たちまち結果が出るという。田舎のぼくらは使うことないと思うけど、すごいよね。
分科会も熱かった。参加者は地域の防災を担っている人たちとあって、みんな真剣なんだ。アドバイザーとして高知から招かれた御仁は後期高齢者とおっしゃっていたけど、スマホとタブレット端末を駆使して防災に寄与しておられる。防災が趣味というかライフワークというか、人生そのものなんだろうね。今日は良い話を聞かせてもらった。
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