らんかみち

童話から老話まで

酒の池地獄のち窯地獄

2010年12月15日 | 暮らしの落とし穴
 怒濤の3連続酒池肉林! といっても爺ちゃん連中の肉林ですからねぇ、いや参った参った。3日間は酒の池地獄に溺れ、今日は地獄の業火に焼かれました。

          

 この大宴会場で自爆テロでもやられた日にゃ今治市の行政は大混乱をきたし、円は大暴落の上に……っつうか、ホンマに警備は大丈夫なの? ボディチェックとかされなかったけど、要人また要人で立錐の余地もない中に、ぼくみたいな不用心な輩が紛れ込んで良かったんか知らん!

          

 料理はバイキング形式と呼ぶんでしょうか、瀬戸内のバイキングをイメージして海賊盛りって洒落てるわけ?

          

 宴の後はダブルの部屋、チョー気持ちいい、というよりこんな部屋に独り寝ってのは却って侘びしさが募るじゃないか。宴会で意地汚く飲み食いして粗相でもしたら損長として申し訳ないので、後ろ髪は引かれるけど早めに部屋に入り、ウィスキーのミニ瓶2本と小缶ビール2本を、自腹だろうか? などと気に病みながら飲んだわけですが、サインだけでオケ。だったらもう2本くらいいっとくんだったかぁ。

 翌日、つまり昨夜は今年初の忘年会と同じ民宿で全く同じ料理だったのなら見るべき物なし。で今日は要釉斎先生とその弟子たちを率いて今年最後の窯焚きですが、要釉斎先生は「死ぬ、死ぬ」とおっしゃいながら思うようにして下さるので、不完全燃焼のトラブル発生! 自分のために焼いているのなら失敗を恐れることは無いのですが、ぼくの作品はクリスマスプレゼントに使うんです。

          

「ムムゥ、ワシは窯焚きひとつできんようになったんか!」と落胆なさって気の毒だし好きなようにさせてあげたいんですが、他の方の作品も預かっているだけに毅然とした態度をとらせていただきました。
 明日は要釉斎先生の、中学生を前にした最後の陶芸授業かも知れません。後継指名されているぼくとしても心して受講させていただく所存にございます。

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