らんかみち

童話から老話まで

ツイッターで自分の変態性に気づかされ?

2014年01月03日 | 社会
 フェイスブックとツイッター、最近ではgoogle+とかってのもあるけど、防災士講習会ではツイッターを推奨していた。会員登録しなくても読める拡散性の高さが防災情報の共有に向いているということだろうか。
 しかし「バカッター/バカ発見器」といわれるように、コンビニの冷蔵庫に入った写真をアップして糾弾されるといった、使い方を間違えると炎上する危険なツールでもある。
 同じ趣味の人たちがネット上で連携できるといっても、同じ性的嗜好の同志たちが集い、おおっぴらにお脱ぎになっていらっしゃるような、変態さんたちのツールという先入観もある。

 いやそうじゃないな。性的嗜好のバリエーションが豊かであればこその人類繁栄という動かしがたい事実がある。たとえば「鎖骨フェチ」の集うコミュニティーというものまであるらしい。鎖骨骨折の写真でも蒐集するんだろうか。
 ちょっと理解に苦しむんだけど、そういう人たちがいることで、顔に自信がなくても鎖骨さえ美しければパートナーを獲得できる。この倒錯したエネルギーこそが子孫繁栄の根幹をなしていることは想像に難くない。つまり変態こそが人類の王道なのである。

 自分は変態ではないと主張する人がいるとすれば、その人は変態的妄想を実行に移していないだけのではないだろうか。妄想だけなら誰だって変態だろ?
 ツイッターは、その変態性を妄想にとどめておくか実行に移すかのハードルを下げるツールといえる。匿名性の高さが人間性(変態)の開放を促すのだ。変態のコミュニティーでは、もはや変態など存在しないし、己は変態ではないと叫ぶ人は変態扱いされるのだ。

 ツイッターが、自分がどのカテゴリーのに属する人間なのかや、知らない世界を教えてもらえ視野を広めてくれるツールなのは間違いない。どんな好き嫌いがあるにせよ、合わないと思えばスルーしたら良いだけのこと。
 ただ、それを使うことで自分が気づいていない変態的ポテンシャルに気づかされるかも知れないが、それはそうなったで是とする。「みんなちがって、みんないい」のだから。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
東日本震災の時ツイッター便利でした (ken)
2014-01-04 23:39:08
東日本震災の時ツイッター便利でした。
通勤のタイミングと方法を決めるのに重宝しました。
誰かの指示や連絡を待っている人は帰宅できなくなっていましたよ。
返信する
さっそくアカウントを (HAL)
2014-01-05 12:29:35
kenさま

>東日本震災の時ツイッター便利でした。
>通勤のタイミングと方法を決めるのに重宝しました。

東京で大勢の帰宅難民が出現したときのことですね
あのときは、ホテルの宿泊料が急騰したり、弁当の値段が上がったりしたとか
「こういうときに儲けないでどうするんだ」とツイッターで発信した経営者が指弾されてましたよね

>誰かの指示や連絡を待っている人は帰宅できなくなっていましたよ。

そうですね、防災講習でも通話の輻輳とかもあるし、データ通信が有利といわれました
フェイスブックとどちらにするか迷いますが、とりあえず両方のアカウントを作成したいと思います
背中を押して下さってありがとうございます。
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