らんかみち

童話から老話まで

トナカイさんの洗い物

2009年12月24日 | 陶芸
 陶芸クラブ最後の日、本日をもって陶芸クラブは解散とあいなりました。事情は後ほど書きますが、最後の締めくくりとして窯にしめ飾りをかけました。御幣(ごへい)が無いけど御愛嬌。
 
                  
 
 掃除と並行して朝からピザ生地を醗酵させていると、2時間後にようやく膨らみました。ちょいちょいと捏ねては千切り捏ねては千切り、フライパンに生地を広げ、あらかじめ炒めておいたパプリカや玉葱、じゃがいもなどをトッピング。生地が焼けたらフライパンから取り出して魚焼きグリルでチーズをとろかせたら出来上がり。
「バジルは? マッシュルームは? オリーブは? そんなのピザじゃねー!」と、離島の中心で駄々を捏ねたくなるぼくですが、チーズたっぷりで美味しかったなら、いつか自力でやってみます。

                  

 離島館の職員さんにもおすそ分けすると、「あんたら、いつから料理クラブに改組したの?」などと驚かれ、来年からは「陶芸クラブ改め、料芸クラブ」という、料亭で芸者をあげてどんちゃん騒ぎしそうな、わけの分からない組織とあいなります。年明け早々のクラブ活動として、ぼくは陶芸ではなく蕎麦打ち講座を任されました。(そのうち手芸と洋裁も混血してしまう?)
 
「来年こそはシュトレンを注文するよ」と、パン屋のQちゃんに約束した去年のクリスマスイブ、残念ながら今年はピザとなってしまいました。あそこのシュトレンは人気もあり数も限られているので、ネット注文であっという間に売り切れてしまうんです。
 仏教徒なんだからドイツ人だかの真似せんでもええやろ、言われたらその通りだし、「真っ赤なお鼻の、トナカイさんは、いつも皆の、洗い物」と、どうしてトナカイさんは皆の洗い物をさせられているだろう、と思い込んでいたぼくですからね。今夜はシュトレンではなく、トナカイさんの夢でも観るとするか。