らんかみち

童話から老話まで

糠に釘も考え物

2008年07月29日 | 酒、食
 本日のディナーはメバルの干物と水ナスの糠漬けです。メバルはうちで飼っている金魚より小さいのをいただいたので、一生懸命開いてみましたが、背びれで指を突いてしまって血だらけになりました。こんな小さな魚をの開くのは至難の業です。
 
 水ナスも大人になる前に摘み取ったやつですが、どういうわけか皮が硬くていけません。しかも色合いが薄くて、塩もみして糠につけたら更に色が抜けて緑色になってしまうんです。
 味は悪くないのにどうしてかな、とネットで水ナスの栽培方法を調べて驚きました。そんな手法はどこにも見つからなくて、門外不出の秘法だと分かったんです。
 
 考えてみたら生の水ナス一つが100円とかするんですから当然ですよね。というか、全国的に食されるものでもないですし、栽培が地域限定なので仕方ないんでしょう。それにぼくの畑で採れた水ナスは、偶然にもまだマシな方だと分かって安心しました。
 でも、色を定着させるのにミョウバンとかを糠床に入れたくないし、糠に釘ってのもなんか勘違いしてそうですので、しばらくトライアンドエラーで乗り切ってみます。