らんかみち

童話から老話まで

田舎の人の、のんびり顔に緊張

2007年08月28日 | 社会
 田舎に帰って来て、ようやくブロードバンドに接続できたものの、遅い! いや、スピード測定したら、前に使っていた光の半分の20Mb/sもADSLで出ているんだから、快適な方なのかも。でも5年も前のノートパソコンではそのスピードを活かしきることができないのか。
 
 ゆっくりなのは、何もインターネットばかりではありません。免許証の住所変更をお願いした駐在さんもゆっくりしていました。
 そればかりでなく、彼はなんとなく「はんなり」した感じで、俳優にしたいくらいのハンサムな優男だったのですが、
「この男、どっかで見たような……。まさか同窓生ってことないよな……」
と、心の中でそうつぶやくぼくですが、正直なところ、よほど印象的な同級生でないと、30年ぶりに会ったっら分からないと思います。
 
 役所に諸手続きに行っても、郵便局に行っても、スーパーに行っても同じように、はんなり、ゆっくりした印象を受ける人がいるんです。
 まあもっとも、うちの田舎の人ってそれなりの特徴があるのかもしれません。それはたぶん同郷の人にしか分からないような、ほんの些細な印象なのでしょうが……。

 大阪に住んでいたら考えもしないようなところに田舎を感じてしまう。そんなことで、ああ、田舎に帰ってきたんだ! と、しみじみ実感するぼくなのでした。