銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

ましゃか!のJAZZ喫茶

2011-02-22 08:16:05 | 日記
かしゃま文化会館の車掌さまが教えてくれたスポットは、ギターショップUTSU工房よりももっと水戸寄りのところにあった。JR水戸線は友部駅でJR常磐線に接続する直前、大きく左へカーヴする。その辺りに存在する宍戸駅から歩って10分、丘の上の住宅街にJAZZ喫茶「じゅにあ ぼなー」はあった。店名はスティーヴ・マックイーンの主演映画だそうな。もう暮れかけてたのによく見つけられたもんだ、この手の嗅覚というのは経験的にアップする。ご主人と奥様に温かく迎えて頂き、コーヒーを注文して早速スピーカーをチェック。と言ってライブラリはオーディオにはあまりにも疎いのであるが、JBLのスピーカー位はすぐ判る、昔お世話になったしね。最初はダイアン・クラールやらフィービー・スノウなど、お薦めヴォーカルものを穏やかに聴いていたが、真空管と巨大ツイーターによる久々の大音圧でむかしのクセが目覚めてしまった。「ピアノトリオが聴きたいんですけど、ホレス・パーランのスティープルチェイス盤、あります?」などと無遠慮にリクエストを始める。「えーと、それは無いんですけど・・、こんなのありますよ、知ってますか」「あ、それは・・知らない」「じゃ、こんなのは?」「あ、ああ、知ってます、懐かしいな」出てきたのはオランダを本拠地とするピム・ヤコブズのトリオ。昔、聞いといてよかったな。という具合にJAZZ喫茶のマスターとみればあれ、ある?これ、知ってる?と益体もない知識比べを吹っ掛けてしまう訳で。で最後、主人が引っ張り出してきたのはなんとジェミニ・スリー、シェリー・マンのドラムがお気に入りと見たが、こっちはピアノのピート・ジョリーに釘づけにされてしまう。よく転がる指、その温かい音色。かつて水戸にあったJAZZ喫茶「ダウンホーム」のエンディング・テーマはこのピアニストの演奏だった。毎晩、毎晩聴いたあのレコード、今はどこへ行ったのだろう、もう泣きそう!・・・ま、今の私にはこのシステムや膨大な音源はちと辛いものがあるのだが、たまになら大丈夫であろう、笠間の楽しみがまたひとつ加わってしまった

そうこうしているうちにCDが2枚も届いたよ、あと「ぼなー」繋がりで美和の山頂に行くことになりそう

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