銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

かけがえのないTABたち(続)

2012-03-29 12:49:37 | 日記
(この項は、昨日の続きです)

③ prusche さんの手になるギターデュオ・バージョンのTAB譜。LITTLE MARTHA のタイトルに続いて As recorded by Allman Broters Band (From the 1972 Album EAT A PEACH)と銘記されており、作った方の意気込みが伝わってくる。TAB譜というのは音符をギター弦になぞらえた六本のライン上に、フレット番号として表記していくものだから、これに横方向の長さとしてリズムを表しても判りづらい。ステファン・グロスマンは「TAB譜はもともと完全なものでないから、演奏をよく聴くように」と教本に書いていたような。しかしこの譜は、四分音符=Q、八分音符=E というような記号を併記し、尚且つ速度記号なんかも織り込んで、なんとか自分の聴き取った形を人に伝えようと努力している。この意気に応えなくっちゃね、という訳でただいま五線紙にそっくり引き直し中。
で、この譜の特徴は数日前に書いた通り、2ラインで奏でられるメロディをそれぞれのギターに割り当てていることと、中間部で 2nd パートが高音部を担当すること(バス・パートは一貫して 1st が受け持つ)。これらはきっと正解なんだろうな、ライブラリも今後はその方向でまとめていきたいと思います。prusche さん、エライ!

P.S. 昨日、①の作者を紹介しましたが、オリジナルはマールボロの Mike Mongeau さんが1993年に起こしたものらしい。そのTAB譜は、the Allman Broters Band の公式ホームページで見ることができます

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