銀河鉄道拾遺

SF、かふぇ及びギター

東野鉄道を行く

2018-06-13 17:05:42 | 日記
開業100周年を記念し、隣県大田原市で東野(とうや)鉄道の回顧展をやっている。「野」は下野や上野の「野」で、その東方に在りということらしい。茨城鉄道展の最終日、市立博物館ロビーに貼ってあったポスターで知った。米国ボールドウィン製の蒸気機関車が正に黒鉄(くろがね)という感じで堂々と写っており、これを目にした時から心はもう那須野原を走っている。  という訳で、去る6/9に国道461号線沿いに建つ那須与一伝承館に行ってきた。印象的な駅名が多い。黒羽(くろばね)、湯津上(ゆつがみ)、佐良土(さらど)など。那珂川を南側からアプローチしている関係上、廃線巡りは黒羽~那須小川間となった。昭和14年にいち早く廃止されてしまった区間である。くねくねとした国道294号沿いに明らかに軌道跡と認められる直線が南北に伸びていたので、ゆったり車で流す。往時を偲ばせる構築物など何もないけど、その頃の空気をいまも十分味わうことができる楽しいドライブだった。かろうじてホーム跡が認められる佐良土停車場を過ぎれば、かつて箒川を渡っていた時代の橋脚に辿り着く。実はこれ、展示に向かう最初の段階でバイパスから直ぐ見つけてしまった。何と云うか明け透けな鉄路だ。訪問を終えた今になってもふわふわと、心は彼の地に舞い戻るのだった。
  
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