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脳男

2013年09月01日 | MOVIE
「脳男」を見ました。



都内近郊で無差別連続爆破事件が頻発し、路線バスが爆破される。



乗客が全員死亡したその犯行に使われたのは、舌を切り取られた女性の全身に爆薬を巻きつける“人間爆弾”。
動機不明の異常な事件を担当する刑事の中に、粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋(江口洋介)がいた。



犯人のアジトを突き止めた彼が現場に踏み込むと、別の男と格闘していた犯人がアジトを爆破して逃走する。
茶屋が確保したその男(生田斗真)は、“鈴木一郎”と名乗った以外、一切身元不明。爆破の共犯者と見なされ、精神鑑定を受けるが、担当医師の鷲谷真梨子(松雪泰子)は彼の態度に違和感を覚える。



平均的過ぎる受け答え、正確過ぎる生活行動。
その様子を観察した真梨子は、一郎の過去を調べ始める。
本名は入陶大威(=いりすたけきみ)。幼い頃に轢き逃げ事故で両親を亡くした彼は、大富豪の祖父・入陶倫行(=いりすのりゆき)に引き取られる。

ところが、倫行は息子夫婦を失った怒りから、並外れた知能を持つ一郎を、人間らしい感情を持たず、正義のために犯罪者を抹殺する殺人ロボットに鍛え上げたのだ。

そんな彼は周囲から“脳男”と呼ばれるようになっていた。



だが真梨子は、どんな人間でも必ず人間性を取り戻せると信じていた。
一方、茶屋も“一郎(脳男)は犯人を殺そうとしたのではないか”という仮説に辿り着く。
そんな中、一郎を移送していた護送車が、緑川紀子(二階堂ふみ)と水沢ゆりあ(太田莉菜)の2人組に襲われる。



一郎を出せと要求する彼女たちこそ連続爆破犯だった。

争いの中でゆりあが一郎に撃たれ、仕掛けられた爆弾によって護送車が爆発。

混乱に乗じて緑川と一郎が逃走する。
1週間後、姿を現した緑川が、真梨子を人質に取って病院に立て籠もる。
病院中に仕掛けられた爆弾に翻弄される警察。
そこへ、緑川を抹殺するため一郎が姿を現す。
様々な想いが錯綜する中、一郎と緑川の死闘が幕を開ける、、、

設定が非常識なことなので、しっかり聞いてないと、ストーリーにおいていかれそうになりますが、一度その設定を理解すれば大丈夫(笑)
元は小説ということで、かなり急ぎ足の展開なのが残念かな。

あっけなく、護送車が襲撃されちゃったり、警官たちもいいところなく次々に撃ち殺されちゃうし、病院爆破のときも、いつのまにそんな大道具一式運び込んだんだ???みたいな、、映画を楽しむためには「深く探ろうとしてはダメ」という条件付けがあるような?(笑)

ヘビーな内容のわりに、アクションムービーのような軽いテンポや、特殊能力などのSFっぽさもあり、アニメを見るように気軽に見るのがおススメかも。
ただし、汚いネタや、目を背けたくなる描写が多いので食事中はNGですww

ラストの笑顔は、、、
その説明はなかったけど、個人的に思ったのは、、、、
感情を持たないのではなく、感情を出さないようコントロールできる強い意思を持ってるのかな???
そんな印象。


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