このごろ、Kouは時間にとても興味を持っている。
「いまなんじ?」としょっちゅう尋ね、
お気に入りの番組がある日には、
「なんじにはじまる?」
「なんじにおわる?」
朝が何時に始まって何時に終わり、
夜は何時から始まるのか。
彼にとって、それはそれは気になることらしい。
毎日、毎日、尋ねてくる。
不安なのだろうか。
考えてみれば、私たちは本来、かなりあいまいな世界に住んでいる。
私たちの体感は、太陽の高さとか明るさとか、せいぜい腹時計で時間を知るくらい。
それなのに時計は1分1秒を一瞬一瞬、おそるべき正確さで刻んでいく。
その落差が埋まることはない。
自閉の子は、どこかデジタル思考っぽいところがあって、
あいまいさを許容することができないのだ。
あいまいな世界を、あいまいに認識することができない。
それはすなわち、世界が理解できないということだ。
どんなに不安で、こわいだろう。
パニックを起こしている時のKouの気持ちを、思いやらずにはいられない。
追記:コメントをくださったジャスミン父さんちのブログにトラックバックさせていただきました。
「いまなんじ?」としょっちゅう尋ね、
お気に入りの番組がある日には、
「なんじにはじまる?」
「なんじにおわる?」
朝が何時に始まって何時に終わり、
夜は何時から始まるのか。
彼にとって、それはそれは気になることらしい。
毎日、毎日、尋ねてくる。
不安なのだろうか。
考えてみれば、私たちは本来、かなりあいまいな世界に住んでいる。
私たちの体感は、太陽の高さとか明るさとか、せいぜい腹時計で時間を知るくらい。
それなのに時計は1分1秒を一瞬一瞬、おそるべき正確さで刻んでいく。
その落差が埋まることはない。
自閉の子は、どこかデジタル思考っぽいところがあって、
あいまいさを許容することができないのだ。
あいまいな世界を、あいまいに認識することができない。
それはすなわち、世界が理解できないということだ。
どんなに不安で、こわいだろう。
パニックを起こしている時のKouの気持ちを、思いやらずにはいられない。
追記:コメントをくださったジャスミン父さんちのブログにトラックバックさせていただきました。
自分にも自閉症の娘がいます。
誤解されやすい病気ですし、娘の幸せのためには世間に誤解なく広く理解してもらう事が大切ではないかとblogを始めました。
またお寄りください。
神戸ですか。うち岡山です。ちょっと近いですね
これからちょくちょく寄らせてもらいます!
神戸は昼頃ひどいみたいです。
自閉症の子でよくKouくんのようにキッチリした子の話を聞くのですが、うちの娘は意外にルーズです。
ただ、自分の思いが遂げられない時の癇癪のひどさは妻といい勝負です(相当だということです)。
男の子と女の子の差なのでしょうか?
また寄らせてもらいますね。
これからも宜しく。