養護学校のバザー

「バザー」というものに常々疑問をもっていた私ですが、養護学校におけるそれは、子どもたちの就労へ向けての練習のひとつとして、意義を感じるものでした。

手工芸、陶芸、園芸と、日ごろの活動の成果を、自分たちの手で展示し、応対し、釣銭を計算して渡す、包装する。
呼び込み係、レジ係、包装係（これも袋に入れるのとテープでとめるのを分業してたりして）、それぞれ仕事を決めて受け持っている姿、心から応援したいと思いました。
手工芸では絞り染めした布で作ったポーチや手提げ、「さをり織り」のコースターやペンケース、ビーズのアクセサリー、木工品、クリスマスリースなどなど。
陶芸ではお皿やカップのほか、クリスマスツリーのオーナメントなども。
園芸では野菜のほか、とれたサツマイモを使って焼き芋も。
Kouは将来、どの分野に興味をもってくれるかな？
気に入って取り組める活動に出会えるといいな。

製作・販売は高校生の子たちで、Kouたち小学生は、おこづかいを100円だけ持ってお客さんとして参加。
買い物ができるようになるっていうのも立派な社会勉強ですものね。
Kouはポップコーンと小さい中古のおもちゃを買いました。
大好きなポップコーンをぱくついてました。