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≪47≫機械探偵クリク・ロボット

2011年12月21日 | 読書録
 えらく気楽に読める作品だった。

1945・1947年に書かれた2つの中編から出来ていますが

アルキメデスの直系の子孫という博士と

博士が作ったロボットの探偵という取り合わせ

「ロボット三等兵」的ユーモア小説。

鳥が盗んだペーパーナイフを落として起きた殺人事件とか

パリのパルテノン霊廟から、ルソーやゾラの遺体が誘拐?

されて身代金を要求されるはなしとか、楽しい。

アシモフの「鋼鉄都市」などとは全く違うジャンル

でも、時代が感じられて面白い作品です。

読んで損はないですよ。

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