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【80】誰が電気自動車を殺したか?

2009年06月06日 | 映画って本当に…
 これは、ドキュメンタリーです。
「不都合な真実」より、ずっと「不都合な真実」なのではないでしょうか。
電気自動車は、科学の産物であり、21世紀の夢…のように思い込まされていました。
 100年も前に、電気自動車優勢の社会があったなんて…
それが、石油の値下げによりつぶされ、
 100年後、その選択によって大気汚染がもたらされ多くの人の健康を脅かし、地球さえも温暖化のサイクルに導いた。
 最も大気汚染の酷いカルフォルニアで、ゼロ排気ガスの車が求められ、各社は電気自動車に手を付けた。中でもGMの新電気自動車「EV1」は多くの支持者を持ち売れていた。
 しかし、石油資本に牛耳られるアメリカ政府は、未来の地球ではなく、今目の前の利益、そして石油資本のこれから先の利益のために、電気自動車社会という新しい社会秩序をはいじょしてしまった。新型の蓄電池も会社を石油資本に乗っ取られ、研究が凍結されてしまった。
石油資本だけではなく、消費者も、役人も選択を誤ってしまった。
 もし、GMに新しい社会を目指す勇気があったら、良心があったら、破産宣告を受ける現在はなかったのではないだろうか…というような話。(もちろん映画が撮られた時点では、GMがつぶれるなんて誰もおもってはいなかったろう)

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