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金劒宮ほうらい祭り

2018年10月10日 | インポート
白山市鶴来の金劒宮の秋季例大祭でほうらい祭りが10月6日、7日の土日に行われました、二日間は町をあげてお祭り一色になります。
基となる祭りは800年の歴史があるようですが1970年から観光振興のためほうらい祭りとして町民の祭りになったようです。
その年に初老の厄年を迎える人が白装束をして神輿を担いで二日間かけて町内をねって歩きます、神輿の後に獅子舞や町内の青年団を主体にして1カ月半をついやして造った「造り物(つくりもん)」が後に続きます。
初日の6日の正午に神輿が金劒宮を出発するのでそれに合わせて見に行って来ました。
昨年もblogにアップしましたが今年はどんな「造り物」が出るか楽しみです。
町内に掲示されているポスターには昨年の「造り物」で女座頭市が出ています。

’18ほうらい祭り (25)
’18ほうらい祭り (25) posted by (C)gotyan


鶴来の街は各軒先に注連縄が張られて祭りの準備が出来ていますが今日の午後から神輿や造り物が練り歩くと祭り気分が一気に上がります、街中の樹齢200年の樅の木をよけるように道路がカーブしているのも鶴来の街の特徴的な景色です。
台風が今夜日本海を北上する予報が出ていて空模様が心配です、青空が出ていますが雨雲もあって不安定なお天気が気になります。
’18ほうらい祭り(1)
’18ほうらい祭り(1) posted by (C)gotyan


正面の小高い所に金劒宮のお社があります、参道の通りの200mほどの道路の両側には屋台が所狭しと並んでいます、ここは祭り真っ最中です。
’18ほうらい祭り (2)
’18ほうらい祭り (2) posted by (C)gotyan


金劒宮に上がる長い石段の下に「造り物」が来ていました、これから石段横の傾斜のきつい坂道を担いで登る所です、音頭をとる人の掛け声に合わせて急な坂道を喘ぎながら担いで上がります、高さ5mで結構重いと思います。
’18ほうらい祭り (3)
’18ほうらい祭り (3) posted by (C)gotyan

’18ほうらい祭り (5)
’18ほうらい祭り (5) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (6)
’18ほうらい祭り (6) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (7)
’18ほうらい祭り (7) posted by (C)gotyan


金劒宮のお社につきました「造り物」神前に据えて御祓いをして記念撮影をします。
一番乗りの造り物は「我流吉光」です、お面の中から恐ろしい顔が見えていました。
’18ほうらい祭り (8)
’18ほうらい祭り (8) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (9)
’18ほうらい祭り (9) posted by (C)gotyan


二番手の造り物は「龍神」です、龍の顔の表情が旨く表現されています。
’18ほうらい祭り (10)
’18ほうらい祭り (10) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (11)
’18ほうらい祭り (11) posted by (C)gotyan

金劒宮本殿の前には今日の初日に神輿を担ぐ前厄の人達、白装束の「しろば衆」が集まっています。
’18ほうらい祭り (12)
’18ほうらい祭り (12) posted by (C)gotyan

12時の花火を合図に金劒宮の神職と神輿が行列の先導します。
’18ほうらい祭り (13)
’18ほうらい祭り (13) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (17)
’18ほうらい祭り (17) posted by (C)gotyan

神輿の後に「造り物」が続きます。
’18ほうらい祭り (15)
’18ほうらい祭り (15) posted by (C)gotyan

「造り物」の最初は「龍神」です。
’18ほうらい祭り (16)
’18ほうらい祭り (16) posted by (C)gotyan


「造り物」二番手はパチスロ、花の慶冶より「天に愛されし漢(おとこ)」です。
’18ほうらい祭り (18)
’18ほうらい祭り (18) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (19)
’18ほうらい祭り (19) posted by (C)gotyan

ゲームの「ソウルキャリバーⅤ」より「我流吉光」です、顔の部分が特に良く出来ています。
造り物高さが約5mと担ぎ手の高さも入れると約7mになります、造り物に乗って音頭を取っている人が持っている竹ざおで低い電線を持ちあげて通ります。
’18ほうらい祭り (20)
’18ほうらい祭り (20) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (21)
’18ほうらい祭り (21) posted by (C)gotyan


加賀百万石の祖「前田利家」です、利家が若かりし時の名前が前田又左衛門で槍の名手だった事から「槍の又左」との異名をとっていました。
’18ほうらい祭り (22)
’18ほうらい祭り (22) posted by (C)gotyan


’18ほうらい祭り (23)
’18ほうらい祭り (23) posted by (C)gotyan


「造り物」最後が「招く猫」です、小判に招く猫と書いています、招き猫ならぬ招く猫で小判を招く縁起の良い造り物です、いくら小判を招いても所詮”猫に小判でしょうか”。
’18ほうらい祭り (24)
’18ほうらい祭り (24) posted by (C)gotyan


帰りの道すがら各町内に「御祓い所」が設けられて居ました、神輿が街々をねって歩いてこのような御祓い所で神官が御祓いをするのでしょう。
’18ほうらい祭り (26)
’18ほうらい祭り (26) posted by (C)gotyan


私は正午に神輿が出発してから暫くでにわか雨だ降って来たので帰りました、帰りの道を歩きはじめたら雨のやみましたが、神輿や獅子、造り物は夜10時まで町内を練り歩き、夜は見物客も増えて賑やかになることでしょう。
車を街はずれの駐車場に止めてそこから歩きました、もっと近くにも無料の駐車場があるようですが私はウォーキングをするためにあえて遠くの駐車場に停めました、駐車場に帰って万歩計を見たら7800歩になっていました。

ご訪問ありがとうございます、私がblogを始めてから7年になりました、今日メールを見たら7年になった事の知らせのメールが入っていました、皆様のお陰様で楽しく有意義な7年間でした、ありがとうございます。




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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (信徳)
2018-10-10 16:18:31
800年も続く歴史ある祭りなんですね。
造り物は大きくてこの像が数基も練り歩くのは壮大ですね。
毎年造り物が変わるとなると手間ひま掛かって大変なんでしょうがその準備もまた楽しいのでしょう。
このような伝統行事は何時までも続いて欲しいものです。
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Unknown (長さん)
2018-10-10 16:44:18
白山市には面白いお祭りがあるのですね。「造り物」が「御神輿」より主役になっている感じですね。
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Unknown (tor)
2018-10-10 19:35:53
私がgo様のブログ初訪問が昨年のこのお祭りでした。熊本の八朔祭りも大造り物が練り歩くのですが、その大造り物を紹介したところ、つとつと様から「白山市にも造り物が練り歩くお祭りがありgo様が紹介されていますよ」とコメントをいただきました。こちらも今年はどんな造り物かなと楽しみなのですが「ほうらい祭り」も毎年楽しみですね。
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Unknown (go)
2018-10-10 19:56:39
信徳様へ
こんばんは、八ヶ岳の白駒の池の素敵な紅葉の画像を有難うございます。
祭りの由来は、今から800年以上前の白山事件(安元事件)に端を発していると言われています、 造り物は青年団を主体とした地域の人たちが約1カ月半をついやして造るようです、毎年どんな出し物がでるか楽しみです、祭り当日までどんな造り物がでるか秘密になっています、本来ならば神輿や獅子舞がお祭りの主役になる所ですがほうらい祭りは造り物が主役になっていなす
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Unknown (go)
2018-10-10 20:10:08
長様へ
そうですね日本全国の祭りでは神輿や獅子舞が主役です、この金劒宮でも神輿や獅子舞がでて各町内の御祓所で御祓いをするのですが、見物に来ている観客は行列の後に続く造り物に注目が集まります、それでも其のおかげで善男、善女が沢山お参りに来て祭りが盛り上がるのもこれからの
祭りの姿かもしれませんね。
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Unknown (go)
2018-10-10 20:28:42
tor様へ
熊本の八朔祭りの大造り物は未だ見たことはないのですが白山市の造り物は規模は小さいですが青年団や地元の人が日常使う素材で造った造り物です、今年の出し物でが良く分からなかったですが造り物の着物の柄に地元の野菜を縫いつけて柄にしています、紋どころに車麩を使ったり素人の面白さがでています、つとつとさんは地元の歴史を深く研究していて記事を読ませて頂いて勉強になります。
熊本の八朔祭りには今年はどんな造り物はでるか楽しみですね。
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Unknown (家ニスタ)
2018-10-13 10:38:17
「ほうらい祭り」、すごく盛大なお祭りなんですね。
造り物も凝ってますね。
これだけのものを作るのには、さぞ時間と費用がかかるのでしょうね。
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Unknown (go)
2018-10-14 10:58:19
家ニスタ様へ
毎年どんな造り物がでるか楽しみにして見に行っています。
鶴来町は白山麓の小さな町です、都会と違って青年団などの繋がりは強いようです、造り物は青年団を主体にして約2カ月かけて製作しているようです、材料は廃品の再利用それに身近にある野菜などを使っています、丸い模様などは車麩を使っています、どんな材料を使って居るかも見どころです。
鶴来は昔からお酒造りが盛んな町で白山菊酒と云われる「菊姫」や「萬歳楽」などの銘酒の故郷です。
コメントを頂きありがとうございます。
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Unknown (つとつと)
2018-10-26 11:30:07
僕も毎年期待していますが、ここ数年、生で観れず、後で造り物の館に行ってみています。でもやっぱり生の迫力や熱気が伝わってきませんねえ^^;
毎年コミックから題材を持ってくる朝日町@@まさか竜神とは思いませんでした。ドラゴンボール^^;
ゲームの吉光、現存甲冑の前田慶次・前田利家と、今年はけっこうマニアックな考案者がいたようですねえ^^また来年の出し物が楽しみです^^それにしても主役の神輿は本当に影が薄くなっちゃいましたねえ^^;
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Unknown (go)
2018-10-27 09:17:09
つとつと様へ
今年も行きました、毎年造り物がどんな物が出るか楽しみです、期間中、鶴来の街はお祭り一色ですね、都会にはない若者が集まって造り物を担いで練り歩く熱気には見ていても力が入ります、主役の神輿や獅子舞が淋しくなって造り物が主役になったみたいです。
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