この季節は三寒四温でその年によって大分違いがあります、北陸地方の今年の気候は
2月中旬に春一番が吹き今年は春の訪れが早いかと思ったのですがその後に大雪が降って
そう容易に春は訪れませんでした。
そんな北陸の気候ですが、三月に入ってから一気に春の様なお天気が続いています、
そんな三月八日の日に今年はじめて丘陵公園に行ってきました。
春になったら芝生も萌えて緑の絨毯を敷きつめた様な丘も茶色一色でした。
いつも歩いている緑の散策コースの冬枯れの木々に春浅い陽光が降りそそいでいました。
冬枯れの木々の中に今年一番の花を咲かせている木がありました、「まずさく」の名前の
通りのマンサクの花です。
梅林に足を延ばしてみると白梅や紅梅が枯れ木の様な枝の先に春を忘れないで競って
花が咲いていました、まだ蕾の花芽もありましたのでしばらくは楽しめそうです。
椿庭園には椿の花がちらほら咲いていました、去年はこのシーズンに来たときは椿の花が
いっぱい咲いていたように思いましたが今年は雪が降って季節の流れが遅くなったのでしょうか。
青木が実をつけています、五月ころになると実が赤く熟し青い葉と対照的な赤い実が
綺麗です、青木に雌雄があると知らずに山から採ってきて植えたのですが、花は咲いても
肝心の実が生らないという苦い経験もありました、後で調べて知ったようなわけです。
丘陵公園の一番高い所から見た金沢市内の様子です、お天気が良いので遥か日本海の
水平線がかすかにみえます、高層ビルのあたりが金沢駅になります。
お天気が良いときは気持ち良く散策できるのでこれからのシーズンは時々きます、冬の
間は運動不足になりがちですし、特に渓流釣りや登山をやめた今ではアップダウンのある
丘陵公園が足腰を鍛えるにはもってこいです。