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リタイヤ・・何でもヤリタイヤ
登山、渓流釣りを卒業して四季の花を愛でています

那谷寺(ナタデラ)

2014年11月10日 | インポート
11月5日の北陸地方は朝から快晴ですがすがしいお天気でした、家にくすぶっているのは勿体ないお天気でしたので家内とドライブがてら小松の那谷寺へ紅葉を見に行って来ました。
平日とあって那谷寺の門前にはいつもの様な人ごみはなく静かでした、無料駐車場に車を停めて土産物店の前を歩いてゆくと那谷寺のオリジナルキャラクターの「なたちゃん」の大きな看板が出ていました、最近は地方や観光地の売り込みの為にユルキャラをテレビで人気投票をしたりブームになっていますが、寺院でもキャラクターで宣伝する時代なんですね。
ちなみに「なたちゃん」は那谷寺の御本尊の十一面千手観音菩薩をモデルに描いたようです。
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山門前で拝観料(¥600)を納めて入ります、正面に真っ直ぐに参道が続いています。
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参道を入ってすぐに左側に金堂、華王殿があります、650年前に消失しましたが、平成二年に再建された様です、拝観してきましたが内部に大きな十一面千手観音が安置されていました。
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参道の両脇には大きな樹木が茂り薄嫌い石畳の参道だ続いています、両脇の樹木の下は青く苔むしてしっとりとして綺麗でした。
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参道を抜けて庭園に出ます、庭園のツツジやモミジが紅葉して秋の風情を感じました。
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自然の岩山をくり貫いた奇岩遊仙境を見物する人やカメラを向けて撮影する人が目立ちました。
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岩窟中腹に建てられた大悲閣拝殿、唐門は岩山の中腹に見えます。
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石段を登って拝殿へ登りました。
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舞台造りの拝殿の唐門です、四方の欄間に彫刻が施され重厚な建物でした、本殿は岩窟内にあって、厨子に那谷寺の御本尊の十一面千手観音が安置されているそうです。(重要文化財)
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奇岩遊仙境の向かい側の風月橋鎮守堂より奇岩遊仙境を見ました、ここからだと全体を見渡せます。
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天然の岩山をくり貫いた洞穴が幾つかあり、私は未だ巡った事がありませんが洞穴の中には石作りの仏像が安置されているようです。
今日は洞穴巡りをされる方が見えませんが、岩に掘られた階段を伝って沢山の方が洞穴の仏様くを参拝されているようです。
次の写真は昨年の秋に訪れてときに写したものです。
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昨年11月24日に写した写真です、沢山の方が洞穴を巡って参拝されていました。
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三重塔に続く石段より三重塔を望む。
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三重塔の内部には鎌倉時代作の胎蔵界大日如来が安置されています。
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平安時代作の不動明王を安置した護摩堂。
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鐘楼堂、寛永時代に朝鮮から来た名鐘が吊るしてあるようです。
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庭園は湿度の高い北陸独特のしっとりと苔むした風情でした。
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庭園の片隅に芭蕉の句碑がありました、”石山の 石より白し 秋の風” ご存じの名句です。
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                            (2013、11、24撮影)


昨年より2週間ほど早く来たのですが、庭園の中でも紅葉が見頃のところもありましたが、全体的に少し早かったようです、11月中旬には綺麗な紅葉が見られると思います。

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