ひねくれび~るのイッキ呑み

ビール大好きび~るさんのひねくれた日々
木枯らしの中、そろそろ復活。

『ヱヴァンゲリオン新劇場版:序』

2007年09月19日 | 映画

最近アニメばっかりです。び~るです。

 






とうとう観に行ってしまいました。ヱヴァンゲリオン!



 

テレビで放送されていた当時、実は留学中だったため
リアルタイムでは見てなかったんです。


でも帰国してびっくり仰天。








だって、出国前はただのギター小僧だった友人(男2人)が
たった1年の間に部屋にはヱヴァ・グッズが溢れ、
自分の赤いギターを「アスカ」と名づけて可愛がり、
しまいには当時ストレートのショート・ボブだったび~るに






「髪、青に染めない?







とまで抜かしやがったのだから!

 


「社会現象」とはこういうことを言うんだな……
と身をもって感じた瞬間でしたよ、えぇ。






 

結局そいつらに

「ヱヴァともののけ姫は一生に一度は見るべきだ!!」



と勧められ、観てしまったのが現在に至る間違いの始まり。(こら)

 



 

 


『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』

突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。
この影響で人類の半数近くは死にいたり、世界の各地には大破
壊の痕跡が刻みこまれた。やっと平穏な日々が戻ったと思われ
たとき――14歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び
出されて、出迎えを待っていた。

その眼前の山あいから、巨大な生物が出現!それは「使徒」と
呼ばれる正体不明の存在で、たちまち国連軍と激しい交戦を開
始した。爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。その生命を救っ
たのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。

ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れてい
かれ、シンジは父と3年ぶりの再会をはたした。だが、シンジは
父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された巨大な人型兵器を見せ
られ、使徒との戦いを強要された。それがシンジと人造人間エ
ヴァンゲリオン初号機との出逢いであった。

反発を覚えたシンジではあったが、女性パイロット綾波レイの
重傷を目のあたりにして、逃げることを否定し、ついに自ら出
撃を決意する。何の訓練も受けないままに、初めて使徒と対峙
するEVA初号機のシンジ。

世界の命運を託された14歳の少年シンジは、はたしてどう戦う
のか?そして、セカンド・インパクトに隠されたキーワード
「人類補完計画」の真実とは?


すべての謎の鍵を握る碇ゲンドウは、シンジの苦闘をじっと見
つめている……。

(公式HPより)

 

 



 

 


実はテレビシリーズも劇場版も1度しか観てないし、
しかも観てからだいぶ時間が経っているので、
大まかな流れしか覚えていないんだけど、
巨大スクリーンで今一度見てみると、
かなり衝撃的で恐ろしい作品だったんだなぁ
改めて思ってしまいました。


 

現代を反映するかのような、ものすごくドライな人間関係、
次々と現れる不気味な「使徒」たち、
それに立ち向かうシンジの複雑でリアルな心理描写、
ヱヴァ対使徒の生々しくもド迫力の戦闘シーン、
それを見守るNERVの人々の苦悩と不安とひょっとしたら希望。



時代設定や世界観は全然違うけど、
ここに登場する人々はものすっごいリアル。
主人公であり、「使徒」に立ち向かうヒーロー的存在のシンジだって
万能ではないし、一人よがりでどうしようもないヘタレだし。


でも14歳の少年がある日突然、見たこともない人型兵器に乗って
よくわからない恐ろしい「使徒」と戦えと言われたら、
誰だって恐怖に怯えるに決まってる。
そういうところをきちんと描くところが新鮮だったろうし
共感しやすかったのかもしれない。


ただ1度見た映像とはいえ、映画館の巨大スクリーンで観ると
テレビとは比べ物にならないくらいの迫力と衝撃。
久しぶりに鳥肌が立ちましたよ、恐くて。

 


テレビ的な次回作予告には力抜けたけど
ってかコレ、4部作になるんだね。
観るまで知らなかったです。

 

今後どうなるのか、とても楽しみな作品です。
テレビシリーズを知ってる人も、初めて観る人も
これは絶対、全作映画館で観るべき!

 





 


そうそう、この作品は公開当初から大人気で
劇場はいつも立ち見がでるくらい混んでると聞いていたので
一番最後の回で、けっこう早めに座席を取ったんだけど
開場して気がついたら劇場内はほぼ満席!
さすがだね。。。