有田駅に行く途中に有田郵便局がある。上有田の皿山通りに面している。ここで焦げ茶の郵便ポストを発見した。
郵便ポストといえば,赤がお決まりなのに何ゆえ赤くない?
この付近の漆喰壁や古い洋館などの建物が国の重要伝統的建造物群に指定されているからである。赤いポストは町並みの雰囲気にそぐわないということでこの色になったらしい。
ポストの上には有田焼の人形が飾ってある。武雄郵便局の「楼門」ミニチュアといい,地域のシンボルをポストの上に飾るのはこの地方の決まり事なのだろうか?
先日,鹿児島県の陸の玄関である鹿児島中央駅隣の「鹿児島中央郵便局」のポストを見てみた。赤い普通のポストであった。この上に桜島の模型を載せても意味がない。本物が目の前にそびえているからである。
ポストの上の人形のアップ。若い娘さんの足下には遊んで欲しいとねだっている子猫がいる。ガラスが曇っていたのが残念だった。