今日の札幌は日中16℃になって職場に残っていた雪も一気に融けました。
居酒屋を営んでいるお客様が「ふきのとう」を採りに当店にいらっしゃいました。
この近くにふきのとうが採れる場所があって毎年この時期を楽しみにしているようです。
あのふきのとうの天ぷらの特有の香りと苦味は春の気分を味わわせてくれます。
心地の良い食感です ふきは、キク科フキ属の、日本原産の植物で、北海道から
九州までの全国の山野に 自生しています。
冬に黄色の花を咲かせるところから「冬黄」といわれ、それがつまって「ふき」と
いわれるようになったとされています。
野生フキ(山フキ)の種類は、アキタフキが有名です。
ここ北海道を中心に青森、秋田に自生している大型のフキです。
ふきのとうはフキの花芽のことで早春の季節の食材ですね。
古くから食用に利用されてきており、独特な香りと苦味で香辛料として使用したり、
北陸地方では雑煮に入れる習慣もあるようです。
現在は早春の食材として、天ぷら、和え物などに広く利用されています。
また、ごはんにあく合う「ふきのとう味噌」(ふき味噌)もおいしいですよ。
ふきのとう、斑入り京ぶき