上田知佳のチカ過ぎる毎日

怒り




予告を見てめちゃめーちゃ気になっていた
映画「怒り」

試写にて、
一足先に観てきました

『悪人』の李相日監督が
同作でタッグを組んだ
作家・吉田修一の長編小説を映画化。

“怒“の血文字が残された殺人事件と
逃亡を続ける犯人像を軸に
事件が生んだ“疑いの念“が
人を信じる心に歪みを与えていく様を、
東京、沖縄、千葉を舞台とした
3つのストーリーで紡いでいきます。


いやぁ~、
ムダなシーンが1つもない、
最後までどうなるか分からない、
期待を裏切らない映画でした


内容はもちろんですが、
キャストも豪華

パンフレットを読むと
李相日監督という方は、
とても厳しい監督らしいのですが、
キャストの皆さんの役作りがすごい

事前に独り沖縄入りして、
実際に無人島生活をして挑んだ森山未來

別の作品のアクションの為に付けていた
筋肉を落として、
1ヶ月で9キロ減量して挑んだ
綾野剛

ゲイカップル役の
妻夫木聡と綾野剛は、
自主的にしばらく一緒に
暮らしていたそうです

松山ケンイチも、
家族がいない役だからと、
実際に現場に先乗りして、
独りになる時間を作り、
挑んだそう

やっぱり俳優さん、プロはすごい
と思うと同時に
私はそんな努力が出来ているのかと
反省したり



作品は、
なかなかの重たいストーリー

目を覆いたくなるシーンもあるし、
予告でもインパクト大だった
妻夫木聡と綾野剛の絡みのシーンも
なかなか強烈です


ゲイなんだけど、
だからこそなのか
妻夫木聡の優しい目や表情が
かっこいいんですよね~



見終わって思ったのは、

疑うというのは、
失うということに繋がっていくのかな…

信じる事は難しいけど、
疑う事で後悔するならば、
やっぱり疑わずに生きていきたいな
そう思った私でした。

疑うって事が実は怒りだったりするのかな…
とも思ったり…。

どうだろ?


李監督も
この作品は、
犯人探しや謎解きではなく、
「信じることの難しさ」
「人を疑ってしまう事の闇」
その闇が一番のミステリーと思う。
との事でした。




愛した人は、
殺人犯だったのか?

公開は、
9月17日です


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