Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

党代表が変わっても、立憲民主は・・

2022-11-06 23:29:29 | 国際・政治

昨日 拙方の近所で行われた「ぎふ信長まつり」と、少し遠いがちと興味があった「国際観艦式」の 2つの行事がつつがなく執り行われた事は喜ばしい。

前者は 中世当地の「三英傑」の一、織田信長公に因むもので、今回は同公に扮した人気俳優・木村拓哉さんの参加が最大の目玉だったとか。今日などは開催地・岐阜市の総人口を上回る大変な人出だったも 大きな混乱なく終了。先の大韓民国・ソウル中心部で生じた、大群衆事故の教訓を主催、警備の関係はもとより 来訪の各位も留意されていたのだろう。新型感染症禍からの社会経済回復の時期にあって こうした行事の必要も分かるが、必要な規制の上 協力して大きな事故抑止を図る事が、先の事故犠牲となった各位への大きな供養になると心得る者だ。

 7年ぶりに持たれたという 後者の開催も有意義だったろう。海上自衛隊の主宰で、大韓民国を含む 12カ国の艦船が 相模湾にて揃い踏みをした様だ。紛争当事国のロシアは当然招待されず、そうではなかった中国大陸も参加を見送った由。まぁ参加可否は各国の自由だろうが。

拙耳に入ったのは、朗報ばかりではない。交代の声が聞こえる公共放送 NHKの次期会長候補に、左傾言動が問題視される 前川喜平・元文科事務次官が上がっているというのだ。似たような思潮の 某市民勢力が担ぎ出した様だが、こんな輩がもしも会長では NHK放送の公正が守れない恐れがありそうだ。以下に 或る人物の SNS発言を載せるが、相当に的を得ているのではないか。

「(東日本大震災の)津波被害の小学校の遺族に対して 非情な対応で怒りを買い、違法な天下りの斡旋(あっせん)を行っただけでなく 公務をかまけて若い女性だけを対象とした貧国調査に入れあげ 事実上「首」になったことを逆恨みして 守秘義務に違反して怪文書をリークした疑惑のある人物を NHKの会長に推す声があるそうだ。NHKをぶっ壊すのか?」

我々国民市民に NHK会長の直接選挙権がないのは事実も、こんな輩を同局トップに就かせる事のない様 厳しく声を上げる必要はあろう。

で、こういう勢力に近い政治的立場の立憲民主党。長らくの支持率低迷で、同じく支持伸び悩みの 岸田政権の支持層を食う事も叶わず、先日は 泉党執行部のテコ入れを図ったりもしている様だが、果たして効果があるのかどうか。以下 先日の時事通信ネット記事を引用して、みて参りたい。

「豹変 泉氏、危機感の裏返し=国会攻勢も支持率低迷ー立民」

立憲民主党の 泉 健太代表が 臨時国会でキャッチ―な言い回しを繰り返している。生真面目でアピール不足と指摘されていた 泉氏の豹変(ひょうへん)ぶりには党内から評価の声も上がる。背景には 党の支持の津低迷から抜け出せず、崖っぷちに立たされている自身の苦境がある。

「『いいね』は押せない言い値予算だ」。泉氏は 10/28の記者会見で、政府が示した総合経済対策をばっさり切り捨てた。10/5の各党代表質問でも 岸田文雄首相の答弁に飽き足らず、記者団に「江戸っ子風に言うと からっキシダ」と皮肉った。

「提案型」を掲げた前通常国会は、岸田政権を攻めあぐねた。今国会は 世界平和統一家庭連合(旧統一教会) 問題などで野党が攻勢を強めており、泉氏の政権批判発言もうまく連動しているようだ。

泉氏の変化は危機感の裏返しだ。昨年 11月に党代表に就任したが、正念場となった今年 7月の参院選では 6議席を減らす敗北を喫した。比例代表の得票数も野党第 2党の 日本維新の会を下回った。

参院選直後の両院議員懇談会では「日々の政治課題に瞬発力を持って発信するべきだ」と同僚から激しく突き上げられた泉氏。周辺は「党も土俵際だが、代表自身も厳しい立場だ。党の支持率を上げるためには何でもやると腹をくくった」と代弁する。

8月の党執行部人事で 岡田克也幹事長や安住 淳国対委員長らベテランが復帰したことも、プラスに作用した。側近は「ベテランに仕事を任せられるようになり、自身は発信に集中できるようになった」と解説する。党内からは「泉氏は吹っ切れた」(若手)と期待する声も上がる。

「まとまらないのであれば、内閣不信任に値する」。調子づく泉氏は 11/4の会見で、旧統一教会の被害者救済に向けた新法の今国会提出に消極的な与党を強く批判した。これには自民党の茂木敏充幹事長が、与野党協議中の内閣不信任案の言及は「全く筋違い」と猛反発した。立民(党)内からは 来春の統一地方選の結果次第では「ポスト泉」に向けた動きが出てくるとの見方もある。党関係者は「統一(地方)選で負けたら (党)代表選だ」と語った。(引用ここまで)

この所の 泉代表の姿勢変化は確かに感じるが、支持率を含む党勢が伸び悩む事への危機感よりは、執行部がヴェテラン・メインに変わった事による突き上げの効果の方が大きいのではないか。それに推される形で、泉代表も方向を変えたのではないか。それでも先月初旬の今臨時国会冒頭の 対細田衆院議長質問の折、旧統一教会との接点疑惑を糾す折の「言葉でできないなら、仕草でも OKだ」の意の言及には拙者も笑わせてもらったが。

以前からの拙主張だが、旧統一教会との接点問題では、立憲民主も手負いの身だ。泉代表が姿勢を変えた所で、まともな対与党追及など不可能だろう。それは一部の問題としても、そもそも立憲民主党は 長らく低迷した挙句党勢を失った 旧社会党の流れを大きく汲むのも事実。その「寄せ集め的」構造が変わらない以上、党代表の交代や党執行部の入れ替えをした所で、大幅な支持率向上は望んでも叶わないだろう。今尚「リベラルから極左まで」が同居する様な党体質では、対与党質疑でも「初めに攻撃ありき」になりがちで、それを得意とする活動家議員も少なくない。

多くの支持を呼び込みたかったら まずそこの是正が強く望まれるはずだが、立憲民主の現状では無理か・・と言うのが正解に近いだろう。まぁこれまでの左傾志向を転換し、保守にも近い 日本維新の会や国民民主党との連携を一定深める事ができれば、話は別かもだが。今回画像は先月、当地北郊の田園にて目撃の 東海道・山陽新幹線新車 N700S編成の走りをもう一度。以下に 関連記事をリンク致します。「現代ビジネス 11/6付」統一教会の関係が「自民党」だけでなく「野党」にも及んでいた、そのメカニズムを解き明かす(川邊 克朗) | 現代ビジネス | 講談社(1/3) (gendai.media)


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2 コメント

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前川喜平 ???? (onecat01)
2022-11-07 23:50:24
HAKASEさん。

 前川喜平 ????・・・言葉を無くしました。呆れるしかありません。
返信する
仰る通りですね (HAKASE(jnkt32))
2022-11-08 16:12:21
onecat01さん、今回もご表明を有難うございます。

仰る様に、今回は多くのお言葉を要しないと拙者も思
います。貴表明に心より同意、共有する所存です。
まずは お礼まで。
返信する

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