Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日共「大失笑」大会

2017-01-18 14:04:57 | 国際・政治

本当にまあ「呉越同舟」の四字が相応しい場面であった。これは、先日来 静岡県下にて開催中の、日本共産党大会の開会式の様子である。三年ぶりの開催とかで、今回は、党史上初めて他の野党々首やその代理が出席した由。期間中には、野党連合政権を目指す決議も(全会一致で)採択されたそうだが、正直実現性はゼロと申して良いだろう。

茶番は、序盤から見られた様だ。招かれた例の「三野党」の代表挨拶は、安住民進代表代行、吉田社民党首、小沢自由代表だったのだが、小沢代表の登場は、いかにも「予定調和」臭漂うもので、到底好感できなかったのが正直な所。当初は、女性党幹部が挨拶に立つ予定が、小沢代表が急遽日程を繰り合わせて、日共党大会に駆けつけた「サプライズ」との説明だが、正直「演出だったのでは?」の疑問が拭えない。小沢代表出席を隠し玉に、日共党大会でのウケと、自由党への支持拡大を狙ったあざとさが、どうも付き纏うのだ。

蓮舫民進代表の欠席も、これ又「予定調和」。民進党最大の支持母体、連合こと日本労働組合総連合会が、民進~日共の連携を是としない事を慮っての判断は分らぬでもないが、まあ安住代行も顔を出さずもがな、の感があった。そりゃそうだわな。連合と言う、選挙の大票田を失ってまで、日共と政策連携を行う意味は薄い。もしも強行されれば、連合票の大半は、自由民主、公明の連立へと流れかねない。民進極左勢力は、日共との連携に恋々とする向きもあるだろうが、それは民進の党生命を左右する事ともなりかねない。そうなっても、書いてる拙者は好いけれど、連合のお歴々は、そんな事を許さないだろう。現に、民進保守勢力からは「日共に譲歩し過ぎぬ様に」との、牽制の声もよく聞こえる。蓮舫執行部も、そこまでの冒険をやらかすアホ共ではないと思いたい所だが。

前述の小沢自由党も、安倍自公連立からの政権奪取を狙うだけの「仮の連携」に終わる可能性が高い。政権担当後の政策ビジョンもさっぱり分らず、そんな事で「政権交代」と吠ざいても、内輪の党員党友以外はついて来るはずがないだろう。2009=平成21年の、前の政権交代時、有権者たる国民市民は、一度は機会(チャンス)を与えたはずだが、それを殆ど生かせなかったではないか。今回の有権者視点は、その時とは段違いに厳しいはずだ。同じ気でいては、それは同じ失敗を繰り返す事だろう。これは、党首が出席した社民党も、どうせ似た様なもの。四野党連携が「烏合野合」と揶揄される所以だ。

本体の日共は、これ以外でも失点があった。今でも実権を握ると言われる、不破党議長の去就。重大な健康不安有りと言われながら、結局は、今大会でも引退が見送られた由。これは前世紀末頃、同様に去就が揺れた、宮本元議長の時と似た様な経過感がある。詳しくは存じないので、踏み込んだ言及は控えるが、可能性として、過去の事例と似た様な所あれば、日共は、党として同じ失敗を繰り返す事になると言う事だ。不破議長の動静は余り伝わって来ないが、ここは様子を静観しようとも思う。しかしながら、野党連合政権構想は、このままでは絶対に成就しない。そこから、今回日共党大会は、失笑を禁じ得ない次第である。

今回画像は過日、岐阜の悪友と訪れた、岐阜・長野県境近くの旧街道の宿場「須原宿」の雪景色。冬も、余り積雪の見られる所ではないと言われる所なので、この時は幸運だったと思います。再掲画像かも。後、今冬又も、中国大陸で深刻化、下手をすれば、我国の明日を担う子供達の健康を大きく脅かしかねない、微粉塵pm2.5の大気汚染問題につき、この四野党に、それを糾す動きはありません。連中の「媚中の証明」と言えるものでしょう。

コメント (2)
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