Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

特報~困った茶番

2009-02-18 00:20:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

昨日、過日の先進7か国財務大臣及び中央銀行総裁会議G7に出席した財務・金融担当大臣、中川昭一さんが、会議の折の記者会見に朦朧とした状態にて臨んだのが失態とされた件で、大臣の職を辞任しました。

乱調の原因は、同大臣自身の説明では風邪薬の誤った服用による由ですが、一部では酒気の影響も指摘され、国際会議の折だっただけにその模様は全世界に中継され、全人類の衆目を浴びる結果となりました。辞任に対し、内閣総理大臣、麻生太郎さんは特に慰留もなく受理された由。
この所良い所のない同内閣、我国の印象低下にも繋がるこの所業に対し、今度ばかりは庇い切れなかったと言う所でしょう。又、その余裕もなかったのではないでしょうか。

ご存じの様に、現在の祖国日本は政治、経済、社会、外交などあらゆる面で難題に直面し、本当に日本人の叡智と力量、教養をも含めた人間性が大きく問われている所であると強く思います。その様な時に、やはり一国の大臣たる人は、どの様な困難な状況にあっても揺るぐ事のない自己管理が厳しく求められると感じるのです。
想えば各界の有力者、経済界やプロ・スポーツの世界にもこうした事を厳しく実行して讃えられる方々も少なくないですよね。政治家や官僚も同じ事。我国の選ばれし代表であれば、それ位の自覚はあって然るべきであり、それができなければ国民各位よりの尊敬も信頼も得られないでしょう。任命した内閣総理大臣の責任も問われる事と思います。

対する野党や報道の姿勢も相変わらずと思います。直ちに辞任を求めるのは良いが、辞めさせた後の政治的なビジョンがきちんと描けるのか、私にはちと疑問の余地がありますね。責任野党の長、小沢一郎さんの政権担当力も世間よりは疑問符がつけられているのはご存じの事と思います。次期内閣総理大臣に関する意見で一番多いのは「麻生さんでも小沢さんでもない」ですから。
報道の過剰反応も、決して健全な図ではないですね。一見国民視線を装ってはいるが、実は立法、司法、行政に次ぐ事実上「第四の権力」を司る自覚はない様に思います。
下手をすれば、営利優先の大衆迎合=ポピュリズムに走り、人気取り優先の論調に陥りかねない。反発を買っても、大所高所を見誤らない気骨が強く求められる所ではと思います。

拙趣味も絡んで恐縮なのですが、もうすぐ鉄路を去る名古屋鉄道パノラマカーの様な、巨視、公正、そして蛮勇を備えた視点の持主が、今こそ待ち望まれている様に思います。*(日本)*
コメント
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