Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

夜空~「国靖し」とは・・・

2005-08-30 23:22:00 | インポート
ミーSAN今晩は。お騒がせした今夏の当特集日記も今夜を含め、後2回のみとなりました。今年もご声援下さり有難うございます。
お陰で今夏は、1度ならず花火を鑑賞する機会に恵まれました。慣れぬ影像も少し撮りましたので、又近日お目にかけたいと思います。
さて過日、貴女がサイトにて希望曲、所謂リクエストを募っていらした時(その節も色々ご面倒をかけました!)、私が沖縄の歌謡曲の様な「島唄」を所望したのはご記憶かと思います。実はその後、ある知友のサイトにあったこの曲の歌詞の意味を知って仰天したものでした。
実はこれ、大東亜戦争こと太平洋戦争に於いて、我国内唯一の戦場となった日米沖縄戦の惨禍を歌った悲歌だったのです!
何たる不覚!これは気がつきませんでした。何気に口ずさんでいた歌に、これ程までに重大な意味があったとは!
少し歌詞に言及させて頂きましょう。
まず「デイゴ」の花。春に咲く沖縄特産の花ですが、遺憾ながら花柄が良いと、良からぬ事の前兆だと言われています。
「嵐」とはそのものズバリ。多くの被害を出した日米戦の事。「繰り返す哀しみ」は合衆国軍による苛烈な波状攻撃の事。
「ウージ」は砂糖キビの現地呼称。「鳥」は亡き方々の御霊。そして「届けておくれ」とは「沖縄の惨禍と私の哀しみを本土に届けて欲しい」との想いですね。
特に終盤の「海よ 宇宙よ 神よ 生命よ」の下りは私も感涙を禁じ得ませんでした。
当時、沖縄に於ける戦闘は想像を絶する過酷なものだったと言われ、諸般の余裕のなさから来る日本軍関係者による狂った行動から、住民の多くも巻き込まれ犠牲となった模様。人的被害は合衆国軍側を含めると20万人をゆうに超える犠牲者が出たと言われます。
今年は花火と共に、亡き戦没、そして戦災犠牲及び被害の方々の事が一際鮮明に想起されました。締めくくりの大花火が打ち上がると、私は一礼していました。
今年も又「夜空」がテーマになりましたね・・・苦笑。これは晩夏の風物詩になりそうです。当特集日記も後1回。どうか又ご一読下されば幸いです。*(日本)*
コメント
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