このEeePCは、メモリを2GBに増設し、高速タイプのSSDに換装済みである。
インストール方法も前回の10.04のインストール時と同じなので、駆け足で紹介する。
NebBook Editionのisoイメージを英語サイトからダウンロードし、UNetbootinを使って、インストール用USBメモリを作成する。
このUSBメモリでいったん起動したあと、Install Ubuntuを選択して、SSDにインストールを実行。最後に、Ubuntu Japanese Teamが作成した追加パッケージを追加する。
さらに、アップデートを済ませて、Google ChromeとAdobe FlashPlayerをインストールした状態が以下である。
10.10では、アプリケーションなどのショートカットが収められたランチャが画面の左側に置かれている。横長のワイド画面を採用している機種なら画面を有効に使えるが、縦480ピクセル×横800ピクセルのEeePC701SD-Xには限られたスペースを食いつぶす代物になってしまった。
また、エディタなど一部のアプリケーションではメニュー部分の文字がネットワークなどのアイコンに重なってしまう。
とはいうものの、現行機種から見れば二回り以上も低スペックなEeePC701SD-Xでも、Web閲覧とテキスト作成程度であれば動作十分に実用的であり、今回のリリースにも非常に満足しているところだ。