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Honda Total Care加入でinternavi LINCアプリから強制移行

■Honda Total Careに加入

 ホンダが2016/12/1から提供を始めた会員制のサポートサービスHonda Total Careに加入した。トラブル時に利用できる緊急サポートセンターと会員サイトでの情報提供サービスが無料で提供され、あわせてJAF会員に上乗せで提供されるオプションサービス(JAF年会費のみ必要)で構成されている。

 会員サイトにアクセスするためのHonda Total CareアプリがAndroid版iOS版とも提供されている。さっそくインストールしてみよう。
Honda Total Careアプリをインストール


 加入時に販売店で手渡される会員ガイドに記載されているが、登録したホンダ車の車台番号が仮IDになり、仮パスワードはHonda Total Careの会員番号である。
ログインにはHonda Total Careへの加入が必要


 今後のログインIDとなるメールアドレスの認証と秘密の質問及び答えの登録が必要だ。
メール認証と秘密の質問登録も必要


■アプリはinternavi LINCアプリを踏襲

 ようやくたどり着いたHonda Total Careアプリのトップ画面が以下である。
Honda Total Careアプリのトップ画面


 見たとおり、internavi LINCアプリを踏襲したデザインとなっている。QQコールが緊急サポートセンターに置き換えられたと考えればほぼ一致する。
(参考)internavi LINCアプリのトップ画面


 「インターナビ・ルート」のアイコンをクリックすると、internavi POCKETアプリが起動する。
internavi POCKETアプリが起動する


 音声案内やオートリルート機能を有するinternavi POCKETアプリのオプション機能は相変わらず有償(年間3,000円)で提供されている。メーカーオプションの据置型インターナビを装備し、Honda Total Careに加入してもなお無償提供にはならないか…。
internavi POCKETアプリのオプション機能は解放されない


 なお、Honda Total Careに加入すると、internavi LINCアプリは利用できなくなり強制的にHonda Total Careアプリに移行することになる。見たとおりアプリ画面の差異はわずかだしサービス内容が拡充されるとは言え、もう少していねいな説明が必要だろう。
internavi LINCアプリは利用不可


■ユーザーにていねいに説明してほしい

 Honda Total Careのサービス内容は、クルマのことはホンダにすべてを任せるというスタンスのユーザーには緊急サポートセンターの対応だけでも十分に魅力的である。一方で、サービスそのものの告知を含めて細かなサポートは販売会社任せになっているようだが、現実として販売店においてサポートを行うことは難しいだろう。
 せっかくの良いサービスなのだから、ユーザーへの働きかけや説明はホンダ自らがもう少しきめ細かく行ってほしいと感じている。

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